ヤマハが東京モーターショーでお披露目した“隠し玉”がこの「MWビジョン」だった。人に優しい次世代モビリティとして、数多くのユニークな技術を搭載して登場したLMWコンセプトモデルだ。

さらなるLMWの可能性を示す、近未来モビリティ・コンセプト

ヤマハは2014年にデビューさせた125㏄スクーターのトリシティ以来、独自のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーによって、二輪車のように車体をリーンさせて曲がる三輪車に力を入れてきた。

トリシティの熟成を進め155㏄モデルも追加、そして2018年には大排気量LMWスポーツとしてナイケンを投入。いずれも高い安定性と軽快なハンドリングを両立させた走りで高く評価されてきた。

画像: ヤマハMW-VISION(東京モーターショー2019参考出展車)

ヤマハMW-VISION(東京モーターショー2019参考出展車)

そして今回の東京モーターショーでは、このLMW技術のさらなる可能性を示す次世代パーソナルモビリティのコンセプトモデル「MW-VISION」を発表した。

画像1: さらなるLMWの可能性を示す、近未来モビリティ・コンセプト

LMWならではの爽快なコーナリングはそのままに、停車時に自立も可能とするリーン制御技術や取り回しに役立つリバース機能を加えて安心感と快適をプラスし、新たな感動を多くの人々に提供しようという三輪モビリティだ。

取り回しやすく快適性も高いコクーン(繭型)ボディ、ヤマハ株式会社の音響技術を活用した「音と光による人とモビリティのインタラクティブなコミュニケーション」など、新しい試みを満載。近未来の「人の感性に寄り添うモビリティ」を提案している。

画像2: さらなるLMWの可能性を示す、近未来モビリティ・コンセプト

乗る人の「心地よさ」を大切にしています

10㎞/h以下で自立補助機能が働き、停止時でも足を着かずにすむなど、人に優しい次世代モビリティを目指したのがこのMW-ビジョンです。

従来のLMWとは機構的には異なっていますが、LMWで培ったノウハウもしっかり投入されています。

こだわったのは車体制御のスムーズさで、操る人が自然な動きに感じられるよう、いかに滑らかな動きを実現するかで苦労しました。

ゆったりとした、クルーザーのようなポジションでリラックスしながら、快適に移動できる一方で、ヤマハ車らしく、ストリートをスイスイ駆け抜けることもできる。

そんな乗り物を目指しました。

個人的には斜め後ろからの眺めがとても魅力的なスタイルをしていておすすめです。

開発者VOICE

画像1: ヤマハ「MW-VISION」を解説! 東京モーターショー2019で世界初公開された次世代モビリティ

内山俊文氏

ヤマハ発動機株式会社
モビリティ技術本部N
PM事業統括部PM
先行開発部

各部をチェック!

画像: 繭型ボディは風雨からライダーを保護する機能性と美しいデザインを兼ね備える。ボディ下部やホイールに日本の伝統技術「螺鈿」細工を採用。

繭型ボディは風雨からライダーを保護する機能性と美しいデザインを兼ね備える。ボディ下部やホイールに日本の伝統技術「螺鈿」細工を採用。

画像: スマートフォンなどと接続して、音響システムを使って音楽も楽しめる。再生などの操作をするためのスイッチは左側ハンドルに装備した。

スマートフォンなどと接続して、音響システムを使って音楽も楽しめる。再生などの操作をするためのスイッチは左側ハンドルに装備した。

画像: ハンドルは二輪車と同様の造りとなっていて、操作も二輪車そのまま。ヤマハの音響技術によるデジタルサラウンドシステムも搭載。

ハンドルは二輪車と同様の造りとなっていて、操作も二輪車そのまま。ヤマハの音響技術によるデジタルサラウンドシステムも搭載。

画像: 丸みを帯びたボディの曲線に沿って、ライン状にデザインされたテールランプユニットがリアビューを引き締める。

丸みを帯びたボディの曲線に沿って、ライン状にデザインされたテールランプユニットがリアビューを引き締める。

写真:赤松 孝・南 孝幸/まとめ:月刊オートバイ編集部

ヤマハ 公式サイト

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