『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが、感情をうまくコントロールできない男子学生を繊細に演じ、彼が秘かに恋心を抱く金髪の美しい英語教師ミス・スティーヴンスを「アメリカン・ホラー・ストーリー」のリリー・レーブが演じている。
撮影当時19歳だったティモシー(現23歳)の初々しい姿がファン必見の『マイ・ビューティフル・デイズ』を紹介する。

〈ストーリー〉
ビリー(ティモシー・シャラメ)は人づきあいが苦手で無口な高校生。彼が気になるのは英語教師でどこか憂いのあるスティーヴンス(リリー・レーブ)先生。ある週末、ビリーはクラスのリーダー的存在の女の子マーゴット(リリ・ラインハート)に誘われ、陽気なサム(アンソニー・クインタル)と、引率を引き受けたスティーヴンス先生の4人で車に乗り〈演劇大会〉に参加することに。一方スティーヴンス先生は、出発前に校長から心配ごととして、ビリーには行動障害があり薬を飲んでいることを告げられる。生徒との関係には細心の注意を払いたいスティーヴンス先生だったが、真っ直ぐ感情をぶつけてくるビリーに翻ろうされ――。

ビリーが演技大会で披露する独白シーンに注目!

男子高校生が教師に恋をする物語と単純に言ってしまうとあまり興味を惹かれない人もいるだろう。ところがこの映画の英語教師はどこか情緒不安定で、とんでもなく間抜けなところがあり、それなのに人としてとっても魅力的であるが故に日本のドラマでありがちな教師と生徒の恋愛ものとは全く違うものを予感させる。実は筆者も内容というよりもブレイク前のティモシーの演技を楽しみに観始めたのだが、冒頭10分程度でティモシー演じるビリーよりもスティーヴンス先生のユニークさに目が離せなくなっていた。

ビリーからのアプローチに対するスティーヴンス先生の態度にも好感が持てる。それに関しては是非今作を観て確かめて頂きたいのだが、ビリーだけじゃなく他の生徒達も大事にしていることがちゃんと伝わってくるからだ。それでいてスティーヴンス先生の空回りな態度は非常にユーモラスでクスクスと何度も笑わせてくれる。

画像1: ビリーが演技大会で披露する独白シーンに注目!

そしてなんといっても今作の見どころはティモシーの繊細な演技だ。劇中の演技大会でのビリーの独白シーンは胸に迫るものがあり、スティーヴンス先生に恋するビリーの切ない表情はまだあどけなさが残りつつも大人の女性を魅了してしまうほどの魔力がある。

画像2: ビリーが演技大会で披露する独白シーンに注目!

今年は『ビューティフル・ボーイ』に始まり、過去の出演作『HOT SUMMER NIGHT ホット・サマー・ナイツ』や『荒野の誓い』、そしてNetflix配信の『キング』など様々な作品でティモシーの新たな魅力を発見できる年となったが、是非『マイ・ビューティフル・デイズ』も大きなスクリーンで堪能して頂きたい。

(文/奥村百恵)

画像3: ビリーが演技大会で披露する独白シーンに注目!

『マイ・ビューティフル・デイズ』
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開中
製作:ジョーダン・ホロウィッツ『ラ・ラ・ランド』『キッズ・オールライト』
監督・脚本:ジュリア・ハート
出演:ティモシー・シャラメ『君の名前で僕を呼んで』、リリー・レーブ「アメリカン・ホラー・ストーリー」、リリ・ラインハート『ガルヴェストン』
2016/アメリカ/カラー/英語/86分  
原題:Miss Stevens 映倫:PG12 配給:ファインフィルムズ  
挿入歌:「金色の髪の少女」アメリカ
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画像: 11.1(金)公開『マイ・ビューティフル・デイズ』予告編 youtu.be

11.1(金)公開『マイ・ビューティフル・デイズ』予告編

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