左から廣木監督、ジュリー・ガイエ、チャン・ツィイー、ビル・ガーバー、ノアー監督
2019年10月28日から始まった第32回東京国際映画祭。長編コンペ部門で審査員を務めるチャン・ツィイーらが29日、会見を行なった。

多種多様な各国の作品たちを楽しみにしている

まず審査員長のチャン・ツィイーがあいさつを。
『20年近く前、「初恋のきた道」「グリーン・デスティニー」の時から昨年の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」までずっと長い間応援してくださった日本の観客に感謝します。私のTIFFの思い出というか印象深い出来事は、中国の巨匠チャン・イーモウが実はTIFFで最優秀男優賞(「古井戸」)を取ったことがあるということです(笑)』とジョークを交えて語った。

画像: 審査委員長のチャン・ツィイー

審査委員長のチャン・ツィイー

「アリー/スター誕生」などのプロデューサー、ビル・ガーバーは、『彼女(チャン)がボスで嬉しいです(笑)。選出されている映画はどれもプログラマーが愛情をもって世界中から集まった名作だと思っているので、審査が楽しみです』と抱負を述べ、次いで女優兼プロデューサーとして知られるジュリー・ガイエは、彼女の師のようなアニェス・ヴァルダを引合いにだし、『アニェスの言っていた言葉を引用すると、映画とは問いに対する答えではない。ポエトリーなのだと。私はそこにユーモアも少し混じっているのが好きなんですが、公正に審査したいと思います』と語った。

画像: 右からジュリー、チャン、ガーバー

右からジュリー、チャン、ガーバー

 また昨年のTIFFでコンペに出品された「氷の季節」で男優賞など2部門で受賞したデンマークのマイケル・ノアー監督は『我々映画に携わる者たちは、映画製作がどれだけ大変なことかわかっています。何年もかけて障害を乗り越え、成功するのも難しい。そういう経験をした人たちが作ったものを見て感動するのを期待しています』とコンペ作にエールを。そして日本から廣木隆一監督は『いつも審査される側なので、今回は逆なんですが、審査することの緊張感を味わっています。(もっと映画祭が注目されるために)国が文化に対してもっとお金を出してくれるといいなと思います』とユーモアを加えて挨拶をした。

映画祭は11月5日まで行なわれ、最終日にコンペ部門の受賞作、受賞者も発表される予定だ。

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