9/8,9に大分県オートポリスで行われたスーパーGT選手権第6戦は、目まぐるしく急変する天候の中でDENSO KOBELCO SARD LC500が勝利。レクサス勢は2019年の第2戦より5連勝となり、チャンピオンシップはレクサス陣営内で争われる可能性が高まった。

KEIHIN NSX-GTが予選を席巻

画像1: KEIHIN NSX-GTが予選を席巻

土曜日の全てのセッションでトップタイムをマークした17号車KEIHIN NSX-GTが予選でも他車を圧倒する。Q1を塚越広大がトップで通過、続くQ2もベルトラン・バゲットが完璧なアタックで文句無しのポールポジションを獲得した。

画像2: KEIHIN NSX-GTが予選を席巻

土曜日から耳の不調を訴えていた12号車カルソニク IMPUL GT-Rのジェームス・ロシターに代わり、千代勝正が急遽12号車のBドライバーで出走することに。昨年まで3号車GT-Rをドライブしていたがタイヤは異なるミシュランタイヤ。ブリヂストンタイヤへの適応が懸念されたが、決勝前のウォームアップ走行では2番手タイムをマーク。まずは星野御大のメガネにかなったのか。

波乱を予感させるスタート

画像1: 波乱を予感させるスタート

ウォームアップ走行で電気系のトラブルでマシンを止めた17号車NSX-GTだが、何とかマシンを修復し本来のグリッドに整列。65周の決勝レースがスタートすると予選2番手の8号車ARTA NSX-GTがインを差しトップで1コーナーに進入するが、17号車KEIHIN NSX-GTがすぐさまポジションを奪い返す。

画像2: 波乱を予感させるスタート

オープニングラップでチャンピオンマシン1号車RAYBRIG NSX-GTがまさかのコースアウト、クラッシュし、すぐさまSC導入となる。その後リスタートで飛び出した17号車NSX-GTが、2位以下を引き離し単独でのトップ走行を続ける。

画像3: 波乱を予感させるスタート

ペースの上がらない8号車NSX-GTをパスし24号車リアライズコーポレーションADVAN GT-Rが2番手に浮上する。その後36号車au TOM'S LC500、39号車DENSO KOBELCO SARD LC500らも8号車を交わしポジションをアップ。

急変する天候、分かれたタイヤ戦略

画像1: 急変する天候、分かれたタイヤ戦略

20周を過ぎたあたりからコースは部分的に雨が降り始め、やがてサーキット全体を濡らす雨模様となる。34周を終え17号車NSX-GTがルーティンのピットイン、ドライバー交替を行うがタイヤはスリックを選択。読みとは反対に路面はフルウェットとなるが、直後に導入された2度目のSCにより何とか首位に留まる。

画像2: 急変する天候、分かれたタイヤ戦略

やがてリスタートとなると、ウェットタイヤを装着したレクサス勢が次々と17号車を交わしていく。トップに39号車LC500、2番手、3番手に38号車ZENT CERUMO LC500、19号車WedsSport ADVAN LC500が続きレクサスの1-2-3体制に。

画像3: 急変する天候、分かれたタイヤ戦略

抜かれた17号車NSX-GTは42周目にウェットタイヤへと履き替え再びスパートをかける。43周目に導入されたこの日3度目のSCがこれを助けることとなり、リスタート後に38号車LC500の背後まで迫りそして53周目には抜き去り2番手まで脅威のポジション回復。

画像4: 急変する天候、分かれたタイヤ戦略

一時は17号車に3秒差まで詰められた39号車DENSO KOBELCO LC500だが、中山雄一は落ち着いた走りで危なげなく最後までトップを走行。波乱に満ちた65周のレースで無事トップチェッカーを受けた。

画像5: 急変する天候、分かれたタイヤ戦略

2位にはこの日一番のメイクドラマとなった17号車KEIHIN NSX-GTが、悔しいながらも表彰台に登った。そして37号車KeePer TOM'S LC500がスリックタイヤのまま終盤追い上げ、3位表彰台を獲得。ポイントリーダーの6号車WAKO'S 4CR LC500は14番手スタートから6位に入賞しランキング首位を堅持した。残り2戦となった段階でポイントランキング1位から4位までをレクサス勢が占めている。(PHOTO:井上雅行)

スーパーGT選手権 GT500クラス 第6戦決勝結果(ポイント獲得者)

1位 39号車 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
2位 17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
3位 37号車 KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)
4位 38号車 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)
5位 8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)
6位 6号車 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)
7位 64号車 Modulo Epson NSX-GT(ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐)
8位 19号車 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井翔)
9位 24号車 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)
10位 36号車 au TOM'S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)

2019スーパーGT GT500クラス ドライバーランキング(上位10組)

1位 65pt 大嶋和也/山下健太(6号車)
2位 55pt 平川亮/ニック・キャシディ(37号車)
3位 40pt ヘイキ・コバライネン/中山雄一(39号車)
4位 38.5pt 立川祐路/石浦宏明(38号車)
5位 38.5pt 松田次生/ロニー・クインタレッリ(23号車)
6位 31pt 野尻智紀/伊沢拓也(8号車)
7位 29pt 山本尚貴/ジェンソン・バトン(1号車)
8位 26pt 塚越広大/ベルトラン・バゲット(17号車)
9位 25pt 中嶋一貴/関口雄飛(36号車)
10位 23.5pt 国本雄資/坪井翔(19号車)

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