8月11日朝、私たち参加者一行は、ロシアにおける旅のスタート地点であるウラジオストクへ向けて出発しました。このアドベンチャーツアーも終盤・・・を迎えようとしていましたが、なんと終盤になって様々なトラブルが、私たちに降りかかることになるのです・・・。

路上整備・・・これもアドベンチャーの醍醐味?

10日の晩に宿泊した「ヒョウの国国立公園」のロッジを発ち、オフロード走行を経てバラバシュの町で幹線道路のA189に到達・・・これで堀田さんと堀内さんを苦しめた、ロシアの未舗装路の長距離走行はオシマイ・・・。ここから先、ウラジオストクまでの約130kmは、快適な舗装路の走行となります(ぶっちゃけ、舗装路も穴ぼこだらけなので、油断禁物ではありますけど)。

この日は朝から雨・・・。堀田さんと堀内さんにとってはとりわけ残念な天気でしたが、今回のアドベンチャーで愛車のウラルとともにエクストリームな旅を続けてきた2人にしてみれば、雨上等! くらいのコンディションに違いないでしょう!?

しかし、早くも最初の困難は、バラバシュのカフェでの食事(※このカフェの食事、今回で3度目でした)の後すぐにおとずれました。なんと堀田さんのウラルに、点火の不調というトラブルが発生したのです!

画像: 堀田さんのウラルの点火不調の原因を、みんなで寄ってたかってチェックするの図。私(左・宮﨑)と奥村カメラマンは、2輪&4輪のポンコツ旧車専科の趣味人なので、こういう場面では目を輝かせてハッスルしてしまいます。ウラルジャパンCEOのブラドさん(右)の真意は定かではないですが、オフィシャルプレスに我々2人に白羽の矢を立てたのは、こういうトラブルシューター的スキルも考慮したのかも・・・しれません? ©︎奥村純一

堀田さんのウラルの点火不調の原因を、みんなで寄ってたかってチェックするの図。私(左・宮﨑)と奥村カメラマンは、2輪&4輪のポンコツ旧車専科の趣味人なので、こういう場面では目を輝かせてハッスルしてしまいます。ウラルジャパンCEOのブラドさん(右)の真意は定かではないですが、オフィシャルプレスに我々2人に白羽の矢を立てたのは、こういうトラブルシューター的スキルも考慮したのかも・・・しれません? ©︎奥村純一

その症状は、失火でキチンとエンジンが吹けない・・・というもの。プラグを交換したり、トランジスタ点火装置のピックアップを交換したり、いろんなコトをチェックしたのですが、どうもガモフ半島でのダート走行時に何度も深い水たまり通過や沢渡りをしたことで、吸気系に侵入した"水"がわるさをしたのかも・・・?

ひとまず、吸気系に溜まった「水分」を除去すると、堀田さんのウラルは少しは快方に向かった感じになりました。再び調子が悪くなったときは、すぐに止まってチェックができるように留意しながら、我々はウラジオストクへの帰路を進んでいくことにしました。

画像: なんとかかんとか、無事ウラジオストクの今宵の宿、「Eagle House Inn HOTEL」に到着した堀田さん(手前)と堀内さん。雨が多かった今回のウラル・ロシア・ライドですが、「常時なんとなくシットリ・・・」な装具を身につけた2人は、体力的にはかなりハードだったに違いありません・・・。

なんとかかんとか、無事ウラジオストクの今宵の宿、「Eagle House Inn HOTEL」に到着した堀田さん(手前)と堀内さん。雨が多かった今回のウラル・ロシア・ライドですが、「常時なんとなくシットリ・・・」な装具を身につけた2人は、体力的にはかなりハードだったに違いありません・・・。

ルスキー島での、要塞見学に大コーフン!

宿の「Eagle House Inn HOTEL」でちょっと休憩した後は、堀内さんのウラルのウインカーリレーを探し求め、ウラジオストク市内の用品店を訪問。しかし残念ながら、日本の用品店ならばすぐに見つけることができる「ミツバのフラッシャー」的な汎用ウインカーリレーはその店にはなく、明日もうちょっと品揃えの豊富な用品店で物色する・・・予定となりました。

画像: 用品店の物色ツアーに合流した、今回のツアーのカメラマンであるアントンさんのチョッパー。外装にウイスキーボトルに使われていた樽の木片を、貼り付けたという力作のホンダ・スティードのカスタムです。かなりタイトなライディングポジションゆえ「1時間も走ると腰が痛くなるよ」と、製作者&ライダーのアントンさんは笑っていました。

用品店の物色ツアーに合流した、今回のツアーのカメラマンであるアントンさんのチョッパー。外装にウイスキーボトルに使われていた樽の木片を、貼り付けたという力作のホンダ・スティードのカスタムです。かなりタイトなライディングポジションゆえ「1時間も走ると腰が痛くなるよ」と、製作者&ライダーのアントンさんは笑っていました。

画像: ウインカーリレーを探し求めて行ったウラジオストク市内の2輪用品店にて、オイルコーナーで見た「ミタス」というブランドの製品。高品質の証・・・として日本語表記したパッケージを見るのは、沿海地方に限らず世界的なトレンドですが・・・。

ウインカーリレーを探し求めて行ったウラジオストク市内の2輪用品店にて、オイルコーナーで見た「ミタス」というブランドの製品。高品質の証・・・として日本語表記したパッケージを見るのは、沿海地方に限らず世界的なトレンドですが・・・。

この日の夕方は、ウラジオストクからルースキー島連絡橋を使ってルースキー島へ渡り、シーフードが評判のレストラン「ノヴィク カントリー クラブ」でディナー。シグネチャーメニューの「極東フラットフィッシュ(カレイ)」は売り切れで食することはできなかったのが残念ですが、新鮮なホタテなどの魚介を満喫できたのは、超ハッピーでした。

日本に一番近いヨーロッパの雰囲気を楽しめ、それでいて食事的にも日本人の舌にマッチする・・・このあたりは、観光地としてのウラジオストクの魅力の大きなポイントだと思った次第です。

画像: プリップリの新鮮なホタテ。レモン、ワサビ・・・そして、紅生姜チックなものと一緒にいただきました。

プリップリの新鮮なホタテ。レモン、ワサビ・・・そして、紅生姜チックなものと一緒にいただきました。

画像: 「フィッシャーマン・ポーリッジ(沿海地方のシーフードとともに)」。英語圏に住むアングロサクソンはタコを食べないイメージがありますが、ここロシアの沿海地方ではポピュラーな食材みたいで、親近感を覚えながら美味しくいただいちゃいました。

「フィッシャーマン・ポーリッジ(沿海地方のシーフードとともに)」。英語圏に住むアングロサクソンはタコを食べないイメージがありますが、ここロシアの沿海地方ではポピュラーな食材みたいで、親近感を覚えながら美味しくいただいちゃいました。

そして食事の後は、ルースキー島に点在する「要塞」を見学しました。軍港としての歴史も長いウラジオストクの南にあるルースキー島は、戦略的な要所として数多くの要塞が建設された歴史があります。現実にそこが戦場になることはなかったにはせよ、地形的にここが要塞化されたのは私のような軍事の素人にも容易に想像がつきました。

画像: 図の赤くしるされた場所が、ルースキー島です。湾の先端にあることで、要塞が多く建設されたこと島でもありました。 en.wikipedia.org

図の赤くしるされた場所が、ルースキー島です。湾の先端にあることで、要塞が多く建設されたこと島でもありました。

en.wikipedia.org
画像: 海からの侵入者を、迎撃するために備えられた砲塔・・・。

海からの侵入者を、迎撃するために備えられた砲塔・・・。

画像: ルースキー島の各要塞には、それぞれ「アイコン」が付けられています。神や英雄伝捨が"モラル"を形成する、西洋的な価値観がうかがい知ることができる慣習と言えるのでしょう。

ルースキー島の各要塞には、それぞれ「アイコン」が付けられています。神や英雄伝捨が"モラル"を形成する、西洋的な価値観がうかがい知ることができる慣習と言えるのでしょう。

ルースキー島の要塞見学は日没近くまで続いたのですが、日本のウラルサイドカーオーナーの8割は「ミリオタ」(※Lawrence編集部調べ?)ということもあって、堀田さんも堀内さんもコーフン冷めやらずという状態が続きました。

「Googleアースのサービスが始まって間もないころ、この3連砲塔を見ていつかここに行きたい! と思うようになったんです」という堀田さん。残念ながら、施設改修でその願いをかなえることはできなかったのですが、ルースキー島の要塞巡りをした・・・ということには、ひとまず満足感を覚えていただけたようです。

画像: 戦艦の主砲を外して、要塞の攻撃の要とした「305mm3連砲」。 ameblo.jp

戦艦の主砲を外して、要塞の攻撃の要とした「305mm3連砲」。

ameblo.jp

この後、日は沈んであたりは暗くなりました。そしてこの日のスケジュールを消化して宿に帰る途中、燃料タンクが軽くなったウラルにルースキー島のガソリンスタンドで給油し、スーパーマーケットで日用品の買い物をすることになりました。そんな、今回の旅のいつものルーティンで、えええ!!? というトラブルは発生することになったのです・・・。 (続く)

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