沿海地方の大自然のなかにある「ヒョウの国国立公園」での宿泊を終え、一行はウラジオストクに戻ることに・・・。いよいよロシアの大地での冒険の旅も終盤を迎えます!

ロシア紅白歌合戦開催!?

「ヒョウの国国立公園」での自然観察トレッキングを終え、この日は特別に園内のロッジに宿泊することになりました。動物の研究者とかが宿泊することも想定してか、なんとロッジにはWi-Fiが!! ウラジオストクを離れてから初めて高速かつ安定した通信環境が手に入り、マジメ? な我々日本人たちは夜のBBQパーティーまでの間、撮影した動画をウェブにアップしたり、日本に積み残したりした仕事に勤しむことになりました(苦笑)。

画像: ヒョウの国国立公園のトレッキングの帰り道、園内で放置されたワズを発見! その愛嬌のある顔を見ていると、このまま日本に持って帰りたくなります。

ヒョウの国国立公園のトレッキングの帰り道、園内で放置されたワズを発見! その愛嬌のある顔を見ていると、このまま日本に持って帰りたくなります。

日没のころ、BBQパーティーが始まりましたが、ガイドのピョートルさんも参加。彼は沿海地方の生まれではなく、もともとはモスクワ育ちのネコ類の研究者でした。当初の3週間の予定で「ヒョウの国国立公園」に派遣されたものの、気がついたらもう7年もこの地で過ごしているとか!

「都会のウラジオストクまでは車で2時間ちょっとで行けるし、ここには研修とかで可愛い女子大生とかやってくるからね、ここでの暮らしを楽しんでいるよ!」と笑うピョートルさん。今は公園内のガイドの仕事が多いそうですが、そもそもはアムールトラの保護活動が彼のライフワークです。

彼の地でのトラの保護活動でも、問題になっているのが子供のトラの保護だそうです。両親を失くした子トラは、自然の中で狩りができないと人間の飼う犬などを餌として狙うようになってしまいます。ピョートルさんら動物保護に励む人たちは、そういう子トラを捕まえて狩りの練習をさせているのです。

人間と関わった子トラは自然の中に還れない・・・と考える動物学者たちも多かったのですが、ピョートルさんら動物保護に取り組む人たちの努力で、2013年にメスのトラ1匹が自然に戻され、その後ちゃんと子供を出産するなど、自然界への復帰を果たしたことが確認されたそうです。

画像: ウラル・ロシア・ライドのガイド役、セルゲイさん(右)はギターを持ち込み、いろんな歌を熱唱! それを肴に、みんなで飲めや歌えやの宴席を楽しみました。

ウラル・ロシア・ライドのガイド役、セルゲイさん(右)はギターを持ち込み、いろんな歌を熱唱! それを肴に、みんなで飲めや歌えやの宴席を楽しみました。

画像: セルゲイさんのギターを手に取り、ロシアの歌を熱唱するピョートルさん。なかなかの熱演ぶりでした!

セルゲイさんのギターを手に取り、ロシアの歌を熱唱するピョートルさん。なかなかの熱演ぶりでした!

画像: URAL RUSSIAN RIDE 2019 part.13 youtu.be

URAL RUSSIAN RIDE 2019 part.13

youtu.be

ウラル・ロシア・ライドの紅二点、カーチャさんとソーニャさんの美しい歌声のデュエット・・・あたりまでは記憶が定かなのですが、私(宮﨑)は調子に乗って自作スーサイド・カクテル(ウオッカ50:オレンジジュース50)をガブ飲みしていたため、この先の記憶はおぼろげです(苦笑)。ともあれ、飲めや歌えやの楽しい宴会は、ウラル・ロシア・ライド参加者みんなのかけがえのない思い出となったことは確かです。

ウインカーリレーの故障・・・ここからトラブルラッシュが始まった?

迎えた8月11日の朝、心配していた二日酔いもなくひと安心。これから一行はロシアにおける旅の出発地点であるウラジオストクに戻ります・・・。

画像: 堀内さんのウラルの、ウインカーが作動しません・・・。走行には支障ないですが、ウインカーは安全のためにもちゃんと作動してもらいたい部品なので、早く修理したいのが人情というものです。

堀内さんのウラルの、ウインカーが作動しません・・・。走行には支障ないですが、ウインカーは安全のためにもちゃんと作動してもらいたい部品なので、早く修理したいのが人情というものです。

ガモフ半島でのオフロード走行で、堀田さんと堀内さんのウラルは石にヒットしたマフラーが外れたりなどのトラブルがありましたが、それらは現場で修理や対処ができる範疇のトラブルであり、ここまではなんとか無事に旅路を走破してきました。

しかしここにきて、部品交換が必要そうなトラブルが発生! ヒョウの国国立公園に向かう道中、堀内さんのウインカーが作動しなくなったのです。色々調べた結果、おそらくこれはウインカーリレーの故障だろうという判断となりました。ウラルに使われているウインカーリレーは、一般的な3端子の製品なので町の部品屋などで手に入る汎用品でなんとかなるだろう・・・というのが、その場に居合わせた者の一致した見解でした。

そんな楽観的な見方をもって、一行はウラジオストクへの帰路につくことになったのですが、この後さまざまなトラブルが我々を待ち構えていようとは、当たり前ではありますがそのときは誰も気づくことはなかったのです・・・。(続く)

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