『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』の名匠、パオロ・ソレンティーノがイタリアの元首相ベルルスコーニをモデルに描く新作「Loro」が、邦題『LORO(ローロ) 欲望のイタリア』として2019年11月15日(金)より全国公開されることが決定した。

トランプなんて 子どもだましさ。

スキャンダル政治家として知られるイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ。整形に植毛、女性問題に数々の失言など、失笑エピソードが有名な彼だが、首相の座に登りつめた手腕は只者ではなかった。セクシー美女を招き贅の限りを尽くした酒池肉林で生気を養い、政治とカネ、マフィアとの癒着、権力・職権乱用は朝飯前。その野心は燃え尽きることはなく、怪物ベルルスコーニは首相の座に返り咲こうと動き出す。今、狂乱の扉が開く――!

『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』など、圧倒的な映像美で人生の甘美と悲哀を描き、21世紀の映像の魔術師とも呼ばれるイタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ。待望の最新作となる本作では、スキャンダルにまみれたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニをモデルに選んだ。

「当時のベルルスコーニに蠢いていた“感情”の正体を知りたい欲求に突き動かされた」というソレンティーノが、ひとりの男の勝利への願望、成功への執着、そして愛の挫折を、めくるめく狂乱と絢爛の世界に映し出してゆく。その過激にして華麗なる唯一無二の映像は圧巻。9年にもわたって首相の座につき、国民を熱狂させたベルルスコーニの魔力にも重なる陶酔の157分だ。

ベルルスコーニを演じるイタリアの名優トニ・セルヴィッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『修道士は沈黙する』)の怪演も本作の大きな見所。燃える尽きることのない野心、欲望を満たすためなら手段を択ばない狡猾さと圧倒的なパワーとともに、虚栄の先の孤独までも体現してみせる。

一方ベルルスコーニに近づき成り上がろうとする青年実業家セルジョに、現代のイタリア映画界には欠かせない実力派リッカルド・スカマルチョ(『あしたのパスタはアルデンテ』『ローマでアモーレ』)。また、妻ヴェロニカを演じるエレナ・ソフィア・リッチは本作の演技が称賛され、2019年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞、2018年ナストロ・ダルジェント賞の最優秀女優賞に輝いた。

このたび完成したティザーポスターは、両手を広げ自身の歌に陶酔しているベルルスコーニが中央に配置されたデザインとなっており、「トランプなんて子どもだましさ。」というコピーと、背景には彼にまつわるいくつかのキーワードが並んでいる。

LORO(ローロ) 欲望のイタリア
2019年11月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開
配給:トランスフォーマー
©2018 INDIGO FILM PATHÉ FILMS FRANCE 2 CINÉMA

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