NCシリーズの中で、2014年当時もっとも高額車となるのがインテグラだった。基本構成はスポーツバイクながら、スクーターの快適性と実用性もミックスした、ユニークなモデルだ。750cc化にあたり、各部を徹底的に見直した新型の実力を試乗チェックしてみよう。

排気量アップの効果大!発進加速に力強さを感じる

ダイヤモンドフレームに前後17インチのホイール、シート下に置いた燃料タンクなどの車体構成はNCシリーズと共通だが、外装部品の構成とデザインを大きく変え、スクーター的なルックスと15リットルのシート下収納スペースなどの利便性を加えているのがインテグラ。

NC750XやNC750Sとは異なり、ミッションはDCTのみの設定。

画像: ■価格:87万1500円 89万2500円(S) ※いずれも消費税5%込み ■発売:2014年2月7日

■価格:87万1500円
    89万2500円(S)
      ※いずれも消費税5%込み
■発売:2014年2月7日

シリーズの中でもっとも車重が重いこともあって、669㏄の前モデルでは発進加速に鋭さが感じられなかったが、トルクアップした新型エンジンでは、ギュン! と飛び出すようなダッシュが可能。

Vベルト変速のスクーターのようなアクセルワークに対する反応の遅れもなく、新型DCTはエンジンブレーキの効きを活かして走れるようになった。

画像1: 排気量アップの効果大!発進加速に力強さを感じる

中身はNCシリーズと同じ普通のオートバイだから、コーナリング性能は小径ホイールのスクーターとは比較にならないほど安定しているし、ブレーキング時の車体姿勢変化も自然で、アップダウンの急な峠道でもストレスなく駆け抜けられる。

もちろん、DCTをマニュアル操作して適切なギアポジションを選択すれば、パワーバンドを活かした加速と効果的なエンジンブレーキでマニュアル車同様のスポーツライディングも楽しめる。

画像2: 排気量アップの効果大!発進加速に力強さを感じる

単なるコミューターとしてだけではなく、インテグラはツーリング適性も高いオートバイ。

スクーターだと思わず、一度試乗してみることをお勧めする。

SPECIFICATION
■エンジン:水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
■排気量:745㏄
■最高出力:54PS/6250rpm
■最大トルク:6.9kg-m/4750rpm
■車両重量:237㎏
■タンク容量:14ℓ
■シート高:790㎜
■タイヤ前・後:120/70ZR17・160/60ZR17

RIDING POSITION
身長:176㎝
体重:60㎏

画像1: RIDING POSITION 身長:176㎝ 体重:60㎏

広いステップフロアは走行状況や好みで足を置く場所を変えられることが利点。

画像2: RIDING POSITION 身長:176㎝ 体重:60㎏

シート高は790mmと高めだが、シート側面の絞り込みとステップボード周りの形状変更で、足着き性は前モデルよりもかなり良くなった。

DETAILS

画像1: DETAILS

NCシリーズで唯一となる、アルミスイングアームを新採用。

上級グレードのSはホイールがゴールド仕上げとなる。

画像2: DETAILS

新型の大きなポイントが快適性の向上。

シートはサイド部の張り出しを減らし、フットボードも形状を変更して足着き性を高めた。

●PHOTO:南 孝幸

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