「ONE PIECE」を支える3人のレジェンド声優による夢の鼎談が実現!苦楽と共にしてきた仲間だからこそ語れる裏話や自身のキャラクターに対する気持ちなど、三者三様の熱き思いを聞いた。(文・藤津亮太/デジタル編集・スクリーン編集部)

ルフィを演じるのは私にとって〝今が楽しい〞ということの連続

「ONE PIECE」には自分も含めていろんな人の人生が入ってます

PROFILE


たなか・まゆみ
1月15日生まれ、東京都出身。声優業のほか舞台女優としても活躍。主な出演作は「ドラゴンボール」のクリリン、「忍たま乱太郎」のきり丸、「天空の城ラピュタ」のパズー、「銀河鉄道の夜」のジョバンニなど。

──劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』の台本を読んだ時の感想を教えてください。

田中)私はびっくりしました。なにしろ会ったらただでは済まないキャラクター同士が次々と出てくるので、「これは大丈夫か?」ってなりました(笑)。

古谷・大場)(笑)

大場)本当に久しぶりのキャラクターも含めて、いろんな人がドッと出ていましたよね。そのキャラクターだけでも映画にできそうな、個性的なキャラクターが何十人も出てくる映画で楽しかったです。僕自身はスモーカーを演じるのも久しぶりでしたが、個性が強いヤツなんで、思い出すのはわりとスンナリいきました。

古谷)サボも映画の本格的な登場は今回が初めてです。台本を読んで、強くて個性的なヒーロー、ヒロインがルフィをバックアップしてみんなで戦う内容だったので、すごくワクワクしました。『FILM GOLD』のときはほんとにチョコっとだけだったので(笑)今回はサボがちゃんといてくれるのが本当に嬉しかったんです。

──本作はアニメ放送20周年記念作ですが、20年間演じられてきて、変化というのはありましたか。

大場)僕は最初からナレーションをやらせていただいていますが、ある時からナレーションは座って録らせてもらっているんですよ。それが一番大きな変化ですね。普通座って録るのは膝が悪い方とかだけなんですが、僕としては物語を語るような、本をめくるようなナレーションのほうがいいだろうと思って、それなら座ったほうが雰囲気が出るな、と。ナレーションが外側から喋っているのではなく、「ONE PIECE」という物語の中から言葉が響いてくるように聞いてもらえたらと、そんな意識でナレーションを演じています。

田中)私は、20周年だからといって構える部分は何もないんですよ長く続けられたおかげで、「ONE PIECE」には自分も含めていろんな人の人生が入っちゃっていますからね。だから何か身構えるというより、もっと自然と生活の一部になっている感じなんです。

古谷)それは真弓さんとルフィが似ている部分があるから、という気もしますね。

田中)(笑)何かに取り繕わずに、思ったことをそのまま言っちゃうところは似てますね。ルフィを演じることって私にとっては、「今が楽しい」ということの連続というか、ともに生きてる感じなんです。

──サボは2014年のドレスローザ編からの参加となります。

古谷)長いシリーズに後から入っていくというのは大変なんです。しかもサボの場合、竹内順子さんがとてもやんちゃで魅力的な少年サボを先に演じられているので、そこがまずプレッシャーでした。さらに、キャストが発表になった後、ネットなどで「サボに合ってないんじゃないか」という話も出ていて。それですごく悔しい思いもしていたものですから、初登場の時は「古谷徹だとわからないように演じよう」と思って、喉を少し荒らして低いトーンで演じさせていただいたんです。

田中)それは現場で第一声を聞いて「おっ!!」と思いましたね。そういう覚悟でいらっしゃったんだなというのは良く分かりましたけど、その場で聞いていたスタッフ全員が「これがサボだ」って満場一致でした。

古谷)振り返ったらスタッフの方がサムズアップしてくれていたのが、すごくうれしかったですね。

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