毎月公開される新作映画は、洋画に限っても平均40本以上!限られた時間の中でどれを見ようか迷ってしまうことが多いかも。そんなときはぜひこのコーナーを参考に。スクリーン編集部が〝最高品質〞の映画を厳選し、今見るべき一本をオススメします。今月の映画はアフリカの小さな村で起きた感動の実話を映画化した「風をつかまえた少年」です。

独学で風力発電の装置を作った少年の感動の実話を映画化

世界で最も貧しい国の一つといわれるアフリカのマラウイで独学で自家発電装置を作り、家族や村人を絶望から救った14歳の少年の実話を基にした感動作。23か国で翻訳されたベストセラー本を原作に、「それでも夜は明ける」の俳優チュイテル・イジョフォーが、10年の歳月をかけて初監督作として映画化。

画像: 監督のイジョフォー(写真左)が父親役で出演

監督のイジョフォー(写真左)が父親役で出演

主役の少年にはオーディションで選ばれた新人マックスウェル・シンバが扮しているほか、イジョフォーが主人公の父親役で共演している。

アフリカの最貧国の一つマラウイで、十四歳の少年ウィリアム(シンバ)は農業を営む父(イジョフォー)らと貧しいながらも幸せに暮らしていた。だがある年、大雨のあと干ばつになり収穫物が激減、ウィリアムも学費が払えず中等学校を中退する。

選挙のため村を訪れた大統領に援助を陳情した族長は暴行され、村の人々は移住を考え始める。だがウィリアムは諦めず、学校の図書館の本で風力発電を知り、自分の手で灌漑のための発電用風車を作ろうと考える。そして彼のまっすぐな思いが、徐々に周囲も動かし始めていく。

映画産業が存在しないマラウイで撮影された初めての作品

画像: 映画産業が存在しないマラウイで撮影された初めての作品

この映画は実際の舞台で撮らなければ意味がないと考えた監督はマラウイでの撮影を敢行。映画産業のない国での撮影はトラブルもつきものだったが、映画には本物ならではの迫力と説得力が生まれた。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.