「レンズ汎神論」などの著作で有名な、写真家の飯田鉄さんの写真展が、東京・下落合のギャラリー「Alt Medium」で開かれている。1970年代に撮影された、飯田さんの初期作品で、これまでに発表されていない作品で構成されている。落ち着いたモノクロームの写真は、一般に「騒がしかった」と言われるこの年代の街を、静かに捉えている。6月20日から25日まで展示された第1期「揺らし箱」に続き、27日から第2期「球体演戯」の展示が始まっている。
画像: 会場でお会いした飯田鉄さん

会場でお会いした飯田鉄さん

写真展について

写真展ホームページより:飯田鉄の作品は1970 年前後から長年にわたり都市の様々な様態を記録、撮影し、何気ない対象がどこか「踏み外し」をしたような感触を与える、独特の時間感覚と空間の捉え方が、ひとつの特徴といえます。

また、1975 年の個展「写真都市」(新宿ニコンサロン)以来、都市環境、建築物などの写真作品発表活動も継続して行なっており、今回の展覧会では、その「写真都市」シリーズ時代の作品から現在までのモノクローム作品の中から、あらためてそれぞれを見直し作品の流れを再構成する試みを行っています。

画像: 写真展について

会期および会場

開催期間:第2期「球体演戯」 2019年6月27日(木)~7月2日(火)
開催時間:12:00~20:00 *最終日17:00まで
会場:Alt_Medium 東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館102 JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)

プロフィール

飯田鉄 Iida Tetsu

◎個展
2007年 「腐爛と成熟」(ベビールー二ー)
2003年 「関東という器」(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン / 東京・大阪)
2003年 「街の肌」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」 / 東京)
2003年 「街区の眺め」(御茶の水画廊+淡路町画廊 / 東京)
2002年 「レンズ汎神論オリジナル写真展」(ドイフォトギャラリィー / 東京)
2001年 「まちの肌」(三軒茶屋キャロットタワー / 東京)
1989年 「雅叙園のインテリア」(富士フォトサロン / 東京)
1986年 「まちの呼吸」(淡路町画廊 / 東京)
1986年 「浅草のモニュメント」(ポラロイドギャラリィ)
1981年 「街の水・街の雲」(新宿ニコンサロン / 東京)
1975年 「写真都市」(新宿ニコンサロン / 東京)

◎著作
「横浜建築百景」(横浜市)、「神奈川の橋」(神奈川県)、「近代和風建築」(建築知識社・共著)、「東京セレクション花の巻・水の巻」(住まいの図書館出版局・共著)、「私だけの東京散歩」(作品社・共著)、「釣魚台書法繍錦」(三省堂)、「使うライカレンズ」「使うハーフカメラ」「使うニコン」(双葉社)、「レンズ汎神論」(日本カメラ)、「浅草モニュメント」(CD-ROM)(祥林舎)、「街区の眺め」(日本カメラ)

◎受賞
1987年 日本写真協会新人賞

◎パブリックコレクション
東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム

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