買ってしまった。XSR700。「なんで!?」という声もあるかも知れない。ツーリング専門誌の編集者を30年以上もやってきた人間であれば、ツアラーかアドベンチャー、あるいはクルーザーなんじゃない? 実際、自分でもそう思っていた。それがなぜネオクラの“Urban Casual Retro-ster”なのか。

大丈夫、キャンプ道具だって積める!

画像1: 大丈夫、キャンプ道具だって積める!

思い返してみれば、若いころは400㏄クラスの、ごく普通のロードスポーツでツーリングしていたのだ。それで別に、困ったことなどない。

とにかく、乗りたいバイクに乗る。後は工夫。キャンプ道具だって、車種それぞれに工夫して積んでいた。どうにかしようと思えば、どうにかなるのだ。

このXSR700だって、荷掛けフックのたぐいは一切ないけれど、リアシートの下には太くて丈夫なシートレールがある。ここにリアバッグ付属の取付ベルト4本を巻けばいいのだ。

画像2: 大丈夫、キャンプ道具だって積める!

そしてシートをかぶせ、リアシートにバッグをどん!

シートとシートレールの間には絶妙な隙間があるから、取付ベルトが挟まれて使えなくなるということはない。大きく重いバッグもガッチリ固定できる。

写真のバッグはヘンリービギンズの「キャンプシートバッグ DH-713」(税抜26,500円)。容量は約70リットル。それだけあれば、キャンプ道具はもちろんのこと、着替えだって収納できる。

その上に巻き付けているデイパックは、食料や飲み物をしまったり、旅先で歩く際などのサブバッグに使っている。XSR700はリアキャリアをつけなくても、このぐらいは積めてしまうのだ。

さらなる長旅に備えてキャリア装着

画像1: さらなる長旅に備えてキャリア装着

と言っても、長距離ツーリングやタンデムツーリングを考えれば、リアキャリアはあったほうがいい。僕が選んだのはハリケーンのXSR700用リアキャリア(税抜17,500円)。

外径φ19.1mmの頑丈なスチール製で、コンパクトだからXSR700の雰囲気を壊さない。

画像2: さらなる長旅に備えてキャリア装着

このリアキャリアがあれば、積載面積は約2倍になる。キャリアには荷掛けフックもあるから、荷物の積載は自由度が増し、安定性も飛躍的に向上する。

画像3: さらなる長旅に備えてキャリア装着

キャリアなしのときはバッグを縦に二段重ねしていたが、キャリアのあるおかげでバッグふたつを並べて積むことができる。荷物の重心がその分だけ低くなるから、コーナーでの倒し込みがラクになる。

画像4: さらなる長旅に備えてキャリア装着

ハリケーンのリアキャリアはタンデム走行時、パッセンジャーのグラブバーとしても使える。これがあるとないとでは、安心感、安全性、快適度が大違い。取り付けて大正解だった。

ワイズギアのアクセサリーに注目

XSR700用のリアキャリアは当然、ワイズギアも用意している(製品名は「リアラック」。税抜18,000円)。小ぶりでスタイリッシュなので、これもアリだ。

ただし取り付けるには、シートを別売りのシングルシートに換装しないといけない。タンデムはできなくなるけれど、とにかくカッコよく! という方はご検討を。

ちなみにワイズギアの公式サイトではXSR700用アクセサリーをふんだんに取り付けたモデルがサンプルとして挙げられているので紹介したい。

画像: ワイズギアのアクセサリーに注目

10点以上のアクセサリーが装着されているが、とりわけ印象深いのが、キャンバス生地をベースに、ヴィンテージ調の皮革を一部使いしたソフトサイドバッグ(税抜40,000円)だろう。

容量は片側8リットルで、サイズは370×300×100mm。リアラックを取り付けてシングルシートに交換しても、サイドバッグふたつで計16リットルの容量が生まれるから頼もしい。

取付には別売りのソフトサイドバッグステー(税抜18,000円)が必要だが、予算に関しては朗報がある。

2019年6月28日(金)まで「XSR700カスタマイズキャンペーン」が行なわれており、期間内にキャンペーン協賛店で新車を成約すると、ワイズギアカタログ掲載のお好きな用品購入費用として使える税込64,800円分の用品クーポンがもらえるのだ。

XSR700の購入を検討中の方は、判断を急ぐべきでは?

アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着

僕もワイズギアのXSR700用アクセサリーをふたつ、導入した。ひとつはフロントナンバープレート(税抜25,500円)。

画像1: アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着
画像2: アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着

防風効果を考えるのなら、フライスクリーン(税抜23,000円)やビキニカウル(税抜48,000円)も用意されているのでそちらを選ぶべきなのかも知れないけれど、見た目のカッコよさを優先してフロントナンバープレートをチョイス。

これはアルミ製なので、タンクカバーの質感とマッチしていいな、と。

もうひとつは、転倒時のエンジンへのダメージを軽減する、サイドスライダー(税抜26,000円)。

画像3: アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着
画像4: アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着

耐衝撃性・耐摩耗性に優れた超高分子量ポリエチレン樹脂製で、軽くてスマートなところが気に入った理由。効果のほどは確かめたくないので不明ですが(笑)、転ばぬ先の杖として。

画像5: アクセサリー装着で湧く、さらなる愛着

ツーリングをとことん快適にしたいなら、ツアラーやアドベンチャーは正しい選択。

けれど、日本国内で数日間レベルのツーリングを楽しむのであれば、XSR700は充分な満足感を与えてくれる。というより、サイズもパワーもちょうどよく、体と気持ちにフィットする。

今度はこいつとどこへ出かけようか、このごろはいつもそればかり考えているのだ。

さて、次回の「熱愛インプレ」は、ロングツーリング編。梅雨入りしたけど、かまうもんか。7月中旬に公開します!

文:菅生雅文/写真:柴田雅人/協力:ヤマハ発動機販売

ヤマハ XSR700 主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2,075×820×1,130mm
ホイールベース:1,405㎜
最低地上高:140㎜
シート高:835㎜
車両重量:186㎏
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:688㏄
ボア×ストローク:80.0×68.5㎜
圧縮比:11.5
最高出力:54kW(73PS)/9,000rpm
最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/6,500rpm
燃料タンク容量:13L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:25.00゜
トレール量:90㎜
タイヤサイズ(前・後):120/70R17M/C (58V)(チューブレス)・180/55R17M/C (73V)(チューブレス)
ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格:税込89万9,640円

初回の「慣らし編」はこちら!

菅生雅文(すごうがもん) プロフィール

1963年、岩手県盛岡市生まれ。ツーリングマガジン『アウトライダー』の編集長を2003年から務める。現在は月刊『オートバイ』のほか、旅行誌、教育機関誌などにも寄稿。著書に『気つけば風が吹いている』がある。

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