平成スポーツカー図鑑も佳境に入り、いよいよ現行型が登場することになった。今回は、さまざまなモータースポーツシーンでも活躍する、日産 GT-Rだ。(ホリデーオート2019年4月号より)

年々進化を重ねて現行型は570psを発生。強烈な走りに磨きかけ、乗る者を虜にする

「日産 GT-R(R35型:2007年10月発売)

画像: 次期モデルの噂はいろいろと出ているが、まだしばらくはフルモデルチェンジはなさそうだ。

次期モデルの噂はいろいろと出ているが、まだしばらくはフルモデルチェンジはなさそうだ。

画像: 2017年モデルで空力性能を含めトータルでバランスを取り直し、GT-Rらしさを極めたデザインを追求。

2017年モデルで空力性能を含めトータルでバランスを取り直し、GT-Rらしさを極めたデザインを追求。

スカイラインの冠名を外し、2007年10月の東京モーターショーで「NISSAN GT-R」として発表されたR35型。エンジンはR34型までの直6と決別して、V6の3.8LツインターボのVR38DETT型を搭載。デビュー当初のスペックは480ps/500Nmだったが、3回の改良を重ねて、2018年モデルで570ps/633Nmを発生するまでに至った。

画像: 3.8L V6ツインターボのVR38DETT型を搭載。2017年モデルで大幅改良を実施し、最高出力は570ps、最大トルクは637Nmを発生する。

3.8L V6ツインターボのVR38DETT型を搭載。2017年モデルで大幅改良を実施し、最高出力は570ps、最大トルクは637Nmを発生する。

このパフォーマンスを引き出すのは日産独自の4WDだ。フロントにエンジンを、クラッチ/トランスミッション/トランスファーをリアに配置する独立型のトランスアクスルを採用し、これにR32型以来熟成を重ねてきたアテーサE-TSを組み合わせた。トランスミッションは6速DCTを採用し、2ペダルのイージードライブを可能とした。

画像: 写真はプレミアムエディションにオプション設定されるタンの内装。2018年モデルで防盗防止システムとApple CarPlayを全グレード標準装備に。

写真はプレミアムエディションにオプション設定されるタンの内装。2018年モデルで防盗防止システムとApple CarPlayを全グレード標準装備に。

とはいうものの、その強烈な加速は一度味わってしまうとやみつきになるほど。570psのハイパワーと4WDにより強烈なトラクションを発生。さらに幅広のダンロップ専用タイヤがもたらす高次元のコーナリング性能も乗る者を虜にする。

画像: プレミアムエディションにはセミアニリンの本革シートをオプション設定。広くはないものの後席も2座備え、エマージェンシーに対応。

プレミアムエディションにはセミアニリンの本革シートをオプション設定。広くはないものの後席も2座備え、エマージェンシーに対応。

そしてこの高性能をもつスーパースポーツにしては価格が1023万円840円(ピュアエディション)と、海外のライバルに比べればリーズナブルな設定。デビューから11年を経たが、まだその魅力は色褪せていない。

画像: GT-Rをベースに、NISMOがスーパーGTなどで培ってきたテクノロジーをおごって600psまでチューニングされた「GT-R NISMO」も設定。2020年モデルのスペックは未発表。

GT-Rをベースに、NISMOがスーパーGTなどで培ってきたテクノロジーをおごって600psまでチューニングされた「GT-R NISMO」も設定。2020年モデルのスペックは未発表。

GT-R ピュアエディション(現行型)主要諸元

●全長×全幅×全高:4710×1895×1370mm
●ホイールベース:2780mm
●重量:1760kg
●エンジン型式・種類:VR38DETT型・V6 DOHCツインターボ
●排気量:3799cc
●最高出力:570ps/6800rpm
●最大トルク:637Nm/3300-5800rpm
●トランスミッション:6速DCT
●タイヤサイズ:前255/40ZRF20、後285/35ZRF20
●価格:1023万840円

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