スーパーフォーミュラ選手権第2戦、ドライコンディションとなった決勝レースで、関口雄飛(ITICHU ENEX TEAM IMPUL)が16番グリッドから圧倒的な速さで通算6勝目を飾った。

IMPULの2台は後方からのスタート

画像1: IMPULの2台は後方からのスタート

週末を混乱させた雨は一時的にやみ、路面はほぼ乾いている。決勝の周回数は54周、レギュレーションにより2種類のタイヤ(ソフト、ミディアム)の使用義務がある。フロントローの2台、4号車国本雄資(KONDO RACING)と39号車坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)はソフトタイヤでスタート、後続を引き離す戦略。

画像2: IMPULの2台は後方からのスタート

1周目が終わると38号車石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)らミディアムタイヤでスタートしたマシンが続々とピットインしソフトへチェンジ。ここで後方17番手スタートの1号車山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は給油も行い終盤のスパートに備える作戦。

画像3: IMPULの2台は後方からのスタート

3周目、15号車ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)がコースを塞ぐ形でストップするとセーフティーカーが導入される。ここでさらにピットインをするマシンが数台。坪井もその内の1台だが、タイヤ交換義務を果たすためにソフトからミディアムへとチームメイト石浦とは逆パターン。SCがもう1度でたらソフトへ戻す作戦へと変更か。この時点での上位3台はスタートからソフトを履く4号車国本、19号車関口、65号車牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)の順。

画像4: IMPULの2台は後方からのスタート

1周目のピットインにより最後方にいた山本はこのSC導入により順位を上げる。さらにはSC解除後に8号車大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)を抜き、ピットイン消化組の中では石浦、3号車山下健太(KONDO RACING)に続く3番手、全体でも6位までポジションを上げる。

画像5: IMPULの2台は後方からのスタート

ソフトタイヤで引っ張るトップ争いは、13周目に19号車関口雄飛(ITYOCHU ENEX TEAM IMPUL)が国本をパス。1秒、いや2秒上回るペースで飛ばし、見る見るうちにその差は広がっていく。

画像6: IMPULの2台は後方からのスタート

同じく65号車牧野も4号車の国本に迫ると25周目には抜き去り引き離していく。国本、そして3号車山下のKONDO RACING勢は再び雨が降る事を見込んでのセッティングなのか、同じようにペースが上がらない。

画像7: IMPULの2台は後方からのスタート

十分な燃料でペースをキープできる山本尚貴は、山下そして石浦をもパスしてピットイン消化組のトップになりこの時点で総合4番手。前方の牧野、国本らがピットインしタイヤ交換をすれば難なく2位にまでポジションは上がるが、遥か前方で飛ばす関口とのギャップはどうか。目に見えない相手とのマッチレースとなる。

画像8: IMPULの2台は後方からのスタート

鬼神の如き走りで山本に対して十分なマージンを稼いだ関口は、40周終了時にピットイン。ミディアムタイヤへ交換、給油も行い首位のままコースへ復帰。そしてペースをコントロールしながら54周のレースを走りきり、見事トップチェッカーを受けた。

画像9: IMPULの2台は後方からのスタート

星野一義監督からは「ドライバーの力が全て」との賞賛を受けた関口雄飛、2016年の菅生戦を彷彿とさせる独走劇で監督と共にポディウムの頂点へ立った。そして2戦連続2位の山本尚貴はこれでランキングトップとなった。(PHOTO:井上雅行)

スーパーフォーミュラ選手権 第2戦 決勝結果(ポイント獲得者)

1位 19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
2位  1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
3位  8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
4位 65 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
5位  5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
6位 64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
7位  3 山下健太(KONDO RACING)
8位 37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)

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