先日、ちょっと先の話ではありますが、FIM EWC(世界耐久選手権)の2021-2022年シーズンに、スパ24時間が加わる・・・ことが発表されました! ますますワールドワイドになるFIM EWCの発展ぶり・・・スゴイですね!

1973年から2003年まで行われた伝統の一戦が復活!

熱心なモータースポーツファンならばご存知のとおり、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されていた「リェージュ24時間」は、長年多くの"耐久ファン"に愛されてきたイベントでした。

画像: 1976年リェージュ24時間で、フルスケール997.5ccとなり最高出力を120ps/9,000rpmまで高めたホンダRCB480Aを駆るクリスチャン・ユゲ。同じホンダRCBに乗るレオン/シュマラン組に次ぐ、2位でゴールした。 www.honda.co.jp

1976年リェージュ24時間で、フルスケール997.5ccとなり最高出力を120ps/9,000rpmまで高めたホンダRCB480Aを駆るクリスチャン・ユゲ。同じホンダRCBに乗るレオン/シュマラン組に次ぐ、2位でゴールした。

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画像: 1984年リェージュ24時間、ドゥカティ・コルセが投入した750F1の耐久レーサー。空冷エンジン時代は、NCRの活躍などドゥカティは耐久レースに熱心でした。彼らが復活したら・・・FIM EWCはより一層盛り上がるでしょうね。 hiveminer.com

1984年リェージュ24時間、ドゥカティ・コルセが投入した750F1の耐久レーサー。空冷エンジン時代は、NCRの活躍などドゥカティは耐久レースに熱心でした。彼らが復活したら・・・FIM EWCはより一層盛り上がるでしょうね。

hiveminer.com

1973年から世界屈指の名門コースであるスパ・フランコルシャンで行われた「リェージュ24時間」は、2003年を最後にその歴史の幕を閉じました。しかし、2022年6月にはスパ・フランコルシャンでの24時間レースがFIM EWCの2021-2022年シーズンの一戦として復活するのです!

夜に始まり、夜に終わる・・・ドラマチックな一戦に!

どうも名称は、伝統の「リェージュ24時間」ではなく「スパ24時間」になるみたいですが、新たにFIM EWCの一戦に加わる24時間耐久は、とてもユニークなフォーマットで開催されます。

決勝レースはなんとレースウィークの金曜日、日没後の午後10時にスタート! そして翌日土曜日の夜にフィニッシュを迎える・・・夜に始まり、夜に終わるというのは、絵面的にもとてもドラマチックになることが期待できますね。

そして戦いを終えた後の日曜日は、ファンのためのイベントを開催。FIM EWCを戦うライダーと、耐久レースを愛するファンたちが交流することを楽しめる内容になるらしいです。とてもユニークな試みで、非常に興味深いです。

スパ24時間が加わることで、2021-2022年シーズンのFIM EWCはよりワールドワイドな広がりを見せることになります。もちろんグランドフィナーレとなるのは、従来どおり"コカ・コーラ鈴鹿8耐"に変わりありません! 鬼が爆笑するくらい先の話ですが(苦笑)、その日が来るまで楽しみに待ちましょう!

画像: 24H Spa Motos - FIM Endurance World Championship to return to Spa-Francorchamps youtu.be

24H Spa Motos - FIM Endurance World Championship to return to Spa-Francorchamps

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