FCAジャパンは2019年4月10日に改良されたフィアット 500Xを発表したが、5月9日に東京都内で開催された特別発表展示会で、実車が日本初お披露目された。(タイトル写真は左からFCAジャパンのT.アランプレセ マーケティング本部長、清水広報部長、生野プロダクトマネージャー)

デザインを変更してフィアット初採用の新世代エンジンを搭載

FCAジャパンが日本に導入している輸入車のブランドは、フィアット、アバルト、アルファロメオ、そしてジープ。この10年で販売台数は2.6倍以上(2009年:8515台→2018年:2万2898台)と好調に伸ばしている。

2019年第1四半期の実績は+0.7%の5538台だったが、これは世界的に人気を集めているジープ・ラングラーが約1600台のバックオーダーを抱えているため。この納車が始まれば、販売台数は確実に増えていくという。

画像: ヘッドランプやドライビングランプは“500”のロゴをモチーフにしている。

ヘッドランプやドライビングランプは“500”のロゴをモチーフにしている。

さて、フィアット 500Xは2015年10月に日本デビュー。車名が示すとおりフィアット 500の兄貴分のようなスタイルをしたコンパクトSUVだ。FCAグループのジープ・レネゲードとはプラットフォームやパワートレーンなどを共用する姉妹車にあたる。

今回の改良では、まずエンジンを新世代のオールアルミ製“ファイアフライ”ターボエンジンに換装。排気量は従来型の1.4Lから1.3Lにダウンしたが、最高出力は11ps増の151ps、最大トルクは20Nm増の270Nmを発生する。しかも燃費も約10%向上している(欧州計測参考値)。

画像: フィアットの新世代オールアルミ製“ファイアフライ”ターボエンジン。

フィアットの新世代オールアルミ製“ファイアフライ”ターボエンジン。

エクステリアは前後のデザインを一新し、ヘッドランプはバイキセノンからLEDになった。また、前後ともランプは“500”のロゴをモチーフにしたデザインが採用されている。

インテリアでは、インパネにボディ同色のパネルを採用し、スマホと連動できる7インチのタッチパネルモニター付きのインフォテインメントシステムなどを標準装備する。

価格(税込み)は、装備の充実した500X クロスが334万円、ベーシックな500X(受注生産)が298万円。いずれも従来型より装備を充実させながら、価格の上昇は最小限に抑えられている。
どちらもミッションは6速DCTで、駆動方式はFFのみ。発売は5月18日からとなっている。

画像: リアコンビランプも“500”のロゴをモチーフにしている。

リアコンビランプも“500”のロゴをモチーフにしている。

フィアット 500X クロス 主要諸元

●全長×全幅×全高:4280×1795×1610mm
●ホイールベース:2570mm
●重量:1440kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●排気量:1331cc
●最高出力:151ps/5500rpm
●最大トルク:270Nm/1850rpm
●WLTCモード燃費:13.5km/L
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●価格(税込み):334万円

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