上位3名は1分36秒台！
金曜日は、王者マルク・マルケス、ホルヘ・ロレンソ、カル・クラッチロー、中上貴晶、そしてワイルドカード出場のステファン・ブラドルがいずれもひと桁順位のタイムを出し、ホンダ勢が好調そうだと思わせる展開でした。
一方、ヤマハワークスはマーベリック・ビニャーレスもバレンティーノ・ロッシもQ1を走ることになりました・・・。Q1ではビニャーレスが1分37秒164のトップタイムでQ2進出を果たすものの、ロッシは3番手でQ2進出することができず、13番手で決勝を迎えることになりました。
Q2で輝いたのはルーキーでサテライトのヤマハYZR-M1に乗るF.クアルタラロでした。見事、1分36秒880でキャリア初のMotoGPクラスのポールポジションを獲得！ そしてチームメイトのモルビデリも36秒台で2番手グリッドを確保！ なおビニャーレスは5番手になり、ワークスよりサテライトのほうが予選順位が良いという、ここ数年ヤマハ勢では珍しくなくなりつつある現象が、ここへレスでも起こりました。
ヤマハYZR-M1に乗り、ポールポジションを獲得したF.クアルタラロ。なお写真は、初日のものです。
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チームメイトのクアルタラロに対し、僅差で予選2番手となったF.モルビデリ（ヤマハ、写真は初日のものです）。
race.yamaha-motor.co.jp以下3番手は王者マルケス。4位はドゥカティのエースであるアンドレア・ドヴィツィオーゾ。5位にビニャーレス、6位にクラッチロー・・・という順位でした。明日の決勝は、地元のマルケスが3番手からどのようなレース戦略で戦うのか？ 決勝になると上位に上がってくるロッシの底力を見ることができるか？ そしてペトロナス・ヤマハSRTの2人がフロントローからどんな走りを見せてくれるのか・・・？ などなど、みどころ満載です！ 楽しみに明日を待ちましょう！
MotoGP2019 第4戦スペイン 予選
1 F.クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’36.880
2 F.モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’36.962
3 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 1’36.970
4 A.ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’37.018
5 M.ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’37.114
6 C.クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1’37.175
7 D.ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’37.209
8 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’37.332
9 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’37.351
10 F.バニャイア Pramac Racing Ducati 1’37.384
