2018年6月に、フルモデルチェンジされた3代目センチュリーが発売されたことは記憶に新しいが、22年前の今日、その前モデルとなる2代目センチュリーが発表/発売された。新開発されたV型12気筒エンジンは究極の滑らかさを持った1台だった。

2代目センチュリーってどんなクルマ?

初代センチュリーは、1967年に豊田佐吉生誕100周年を記念して発売されたモデル。車名の「CENTURY」は1世紀=100年という意味で、発売された1967年はトヨタのグループ創始者である豊田佐吉生誕100周年であると同時に、「明治100年」も記念している。

従来のクラウンエイトに代わるトヨタのフラッグシップカーとして登場、発売当時は、150ps/24.0kgmを発生する3V型2981ccのV8OHVエンジンを搭載していた。

以来マイナーチェンジを行いながら生産されていたが、1997年(平成9年)4月18日に、誕生から30年を経て初めてのフルモデルチェンジを行い、2代目センチュリーとして発表/発売された。

ボディサイズは全長を150mm、ホイールベースも165mm延長。スリーサイズは5270×1890×1475mmと堂々たる体躯となっている。

衝突安全ボデー「GOA」を採用、デュアルSRSエアバッグに運転席/助手席および後席両サイド席用に4つのサイドエアバッグを加え、計6基のエアバッグを全車標準で装備していた。

搭載されるエンジンは、日本の市販乗用車としては初採用、そして唯一無二の採用となった新開発V型12気筒5リッターエンジン(1GZ-FE型)を搭載。高技能者による匠の技を投入し、飛び抜けた滑らかさと静粛性、そして余裕の走りを実現していた。振動は、当時静粛性で定評のあったセルシオ用4リッターV8エンジン(1UZ-FE型)比で約10%低いレベルを達成していた。

画像: 5リッターV12エンジン「1GZ-FE」型を搭載。

5リッターV12エンジン「1GZ-FE」型を搭載。

発売当時は、フロアシフトとコラムシフトの2つを選べる4速ATを搭載。10・15モード燃費は7.2km/Lとなる。

2003年には、この5リッターV型12気筒「1GZ-FE型」をベースにしたCNG(圧縮天然ガス)エンジンシステム搭載車を追加設定。200リッターの燃料タンクを持ち、1回の充塡で約350kmの走行が可能。ゴルフバッグ2個分の荷室も確保されていた。このCNG仕様のセンチュリー車両価格は1350万円だった。

2018年6月22日には21年ぶりにフルモデルチェンジして3代目に進化。5リッターV8エンジン+ハイブリッドシステムを搭載し、国産V12エンジン搭載乗用車は消えた。

画像: 2代目センチュリーってどんなクルマ?

車両価格(当時。税別。東京)

センチュリー 925万円
センチュリー デュアルEMVパッケージ装着車 987万円

※デュアルEMVとは、フロントに6インチフルカラー液晶ディスプレイ、リアにも後席専用のディスプレイを装備するEMV(エレクトロマルチビジョン)のこと。

 

1997年(平成9年)には何があった?

ニュース

●東京湾アクアライン/磐越自動車道/岡山自動車道開通
●山一証券破綻
●大阪ドーム/ナゴヤドーム完成
●初代プリウス発売

ヒット曲

●CAN YOU CELEBRATE? 安室奈美恵 
●硝子の少年 KinKi Kids 
●PRIDE 今井美樹

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