新しい元号が「令和」に決まり、いよいよ平成が終わろうとしているが、この時代に誕生した記憶にとどめておきたいスポーツカーたちを、図鑑風に紹介していこう。今回は、ロータリー・ピュアスポーツのRX-7だ。

運動性能を高める軽量化を徹底追求した、最後のREピュアスポーツ

「アンフィニ RX-7(FD3S型:1991年12月発売)」

画像: 「ピュアスポーツ」をコンセプトに、徹底した軽量化が図られた。

「ピュアスポーツ」をコンセプトに、徹底した軽量化が図られた。

RX-7は唯一のロータリーエンジン(RE)搭載ピュアスポーツとして、1978年の初代デビューから世界の注目を集めた。

1991年にデビューした3代目のFD3S型は、当時の販売店系列の名を冠して「アンフィニ RX-7」の車名で発売された(1996年にはマツダ RX-7に変更)。

運動性能を高めるため、ショートホイールベースにワイド&ローの3ナンバー・モノコックスペースボディをRX-7として初採用した。

画像: 全長は先代のFC3S型より短かったが、全幅は1.7mを超えて3ナンバーとなった。

全長は先代のFC3S型より短かったが、全幅は1.7mを超えて3ナンバーとなった。

コンパクトなREをフロントミッドシップに搭載して前後重量配分を50:50とし、サスペンションも新開発のオールアルミ製4輪ダブルウイッシュボーンを採用するなど、基本性能の大幅な引き上げを図った。

タイヤも1993年のマイナーチェンジ時に国産車で初めて、前40%/後45%偏平の17インチスポーツラジアルをオプション設定するなど、走りへの拘りを見せた。

画像: 初期型RX-7用13B-REW型は255psを発生。それでも先代より50psも強力で、パワー/ウエイト・レシオは4.9kg/psという身軽さを実現している。

初期型RX-7用13B-REW型は255psを発生。それでも先代より50psも強力で、パワー/ウエイト・レシオは4.9kg/psという身軽さを実現している。

13B-REW型REもシーケンシャルツインターボとハイスピードEGIシステムにより、先代比+50psとなる255psにチューンされ、当初目標とした5.0kg/ps以下のパワーウエイトレシオを達成。

1996年のマイナーチェンジで265psまでパワーアップされ、さらに1999年のビッグマイチェンではターボの高効率化などにより、ついに自主規制値いっぱいの280psに到達した。

その後、2000年~2002年まで限定生産モデルを投入して進化を続けたが、2002年8月に生産終了を決定。多くのファンに惜しまれながら、24年間続いたRX-7の歴史に幕を閉じた。

画像: まさにコクピット。ドライバー正面に大径の回転計を配置するのは、スポーツドライビングへの拘りの発露だった。

まさにコクピット。ドライバー正面に大径の回転計を配置するのは、スポーツドライビングへの拘りの発露だった。

RX-7(1991年)主要諸元

●全長×全幅×全高:4295×1760×1230mm
●ホイールベース:2425mm
●重量:1260kg
●エンジン型式・種類:13B-REW型・2ローター ツインターボ
●排気量:654cc ×2
●最高出力:255ps/6500rpm
●最大トルク:30.0kgm/5000rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:225/50VR16
●価格:385万円

画像: 平成スポーツカー図鑑は、ホリデーオート2019年4月号でも 紹介しています。

平成スポーツカー図鑑は、ホリデーオート2019年4月号でも
紹介しています。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.