ニューカタナのデビューで
オリジナルがまた脚光を浴びる──。

本誌でたっぷりお伝えしているニューカタナのデビューで

オリジナルカタナが、また脚光を浴びている。

画像1: オリジナル「カタナ」を振り返る『SUZUKI GSX1100S KATANA』

1980年ケルンショーで衝撃の世界デビューを飾ったあと

初代デビューが1981年、そして最終モデルが2000年。

画像2: オリジナル「カタナ」を振り返る『SUZUKI GSX1100S KATANA』

もうすぐデビュー40年。そしてニューカタナの登場で

オリジナルがまた、脚光を浴び始めている。

画像3: オリジナル「カタナ」を振り返る『SUZUKI GSX1100S KATANA』

SUZUKI GSX1100S KATANA (FINAL EDITION)
Engine : 4Stroke 4Cylinder Air-cooled DOHC 4Valve with TSCC
Bore×Stroke : 72×66.0mm
Displacement : 1074cc
Maximum Power : 70kW(95ps)/8500rpm
Maximum Torque : 84N-m(8.6kg-m)/4000rpm
Transmission : 5Speed,constant mesh
Fuel Tank : 19Litter
Overall Length : 2250mm
Overall width : 740mm
Overall Height : 1195mm
Wheelbase : 1515mm
Ground Clearance : 165mm
Seat Height : 775mm
Dry Weght : 232kg
Frame Type : Double cradle(steel)
Suspension : Front/ φ37mm telescopic fork Rear/Swingarm
Brakes : Front/4 piston caliperφ300mm Disk Rear/1 piston caliper φ275mm Disk
Tires : Front/3.50-19 57V Rear/4.50-17 67V

画像4: オリジナル「カタナ」を振り返る『SUZUKI GSX1100S KATANA』

「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

80年のケルンショーで世界初公開され、翌81年に発売を開始した、スズキGSX1100Sカタナ。

登場38年になろうとするこのオートバイが、歴史に残る名車であり、絶版人気車、レジェンド、ヴィンテージ、ヒストリックモデルであることは誰もが認めるところだろう。

カタナは、81年には日本に「逆輸入」車として入荷され始め、発売されるようになる。

画像1: 「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

国内上陸直後は300万円オーバーという信じがたいプライスがつけられ、入荷数が安定してくると200万円台、すると人気も落ち着き始め、100万円台後半で発売されるようになる。

80年代中盤、逆輸入車が珍しくなくなり、ビッグバイクの性能もどんどん上がり始めた頃にもカタナは販売されていて、この頃は底値、約90万円で販売されている新車もあったほどだ。

そして90年代に入って、カタナは国内仕様が発売され、2000年に1100台だけ限定発売されたファイナルエディションを最後に生産を終了。

世の中の常で、新車が手に入らなくなると人気が高騰する。カタナはこの頃を境に、人気絶頂の長いピークに入り始めた。

この1〜2年はやや落ち着き始めたものの、ひとつのきっかけで、またカタナ人気が高騰しはじめた。もちろん、ニューカタナが登場したからだ。

画像2: 「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

2018年にニューカタナが世界初登場すると、カタナのファンは、やはり新しいカタナの存在を拒絶することになる。

まるで自分の宝物を傷つけられたかのように、あれはカタナじゃない、オリジナルこそがカタナだ――というものだ。

画像3: 「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

けれど、時間が経つに従って、ニューカタナの存在も受け入れられ始めている。

スズキの、刀への思いを知り、細部を見るにつけ、文字通り新しいカタナの存在を許容し始めているのだ。

画像4: 「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

現在では、オリジナルのカタナを、きちんと走れるコンディションで手に入れることが難しくなっている。

言うまでもなく、完成個体数の少なさによる価格の高騰で、くたびれたコンディションの中古車さえ、年式10数年落ち、100万円オーバーは当たり前。

画像5: 「NEW」と「オリジナル」どちらも、互いを光らせる

これでは、若いカタナファンが増えることは難しい。

カタナという稀代の名車を、長く後世に語り継ぎたい――それがすべてのカタナファンの偽らざる心境だろう。

ニューカタナ、ひとつ前のファイナルエディション。そのどちらもが、カタナだ。

写真/折原弘之 文/中村浩史

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