2019年3月28日、BMWは次期1シリーズの画像を公開し、開発が順調に進んでいることをアピールした。

ARB技術の採用で、FF特有のアンダーステアを大幅に減少

フォルクスワーゲンの初代ゴルフのヒット以降、小型車市場におけるスタンダードはFFだった。居住スペースとラゲッジスペースの大きさは、実用性を求められるコンパクトカーに大きなメリットとなっていた。ただし、操縦安定性や小回り性能など運転・運動性能に関連するデメリットがあることもまた事実だ。

この市場に2004年、BMWが送り込んだ刺客がFRの1シリーズだ。ライバルたちと異なる駆動方式は強い個性として世界各国のクルマ好きたちに受け入れられ、2011年にフルモデルチェンジした2代目はデビューから8年も経とうとしている。

そんな中、次期1シリーズはFFになるとBMWが公式に発表。そして3月28日、フランス・ミラマのテストコースで行われている開発の模様を写真公開した。また、その概要についても説明があったので紹介しよう。

画像: BMWの次期1シリーズ。こちらはマフラー1本出しだ。

BMWの次期1シリーズ。こちらはマフラー1本出しだ。

グレードラインアップは公表されていないが、その中にはMパフォーマンスモデル「BMW M135i xDrive」も用意されるようだ。搭載される2L直4ターボエンジンの306psというスペックは、同ブランド内の4気筒エンジンで最強だという。名称にxDriveとあるとおり、4WDになる。

また、新しい前輪駆動アーキテクチャのおかげで、室内の広さは格段に向上したという。とくに後部座席は従来モデル比で足元スペースを33mm、ヘッドルームスペースを19mm拡大。さらにラゲッジルーム容量は20L増加して、380Lとなっている。

画像: BMWの次期1シリーズ。

BMWの次期1シリーズ。

さらに次期1シリーズで気になる運動性能についても触れられている。並外れて高い運動性能の要は、BMW i3sで初採用されたARB技術(リミテッドスリップデフ)だ。その制御システムをエンジンコントロールユニット内に配置することで、反応速度を大幅に速め、そしてDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)との連携により、FF特有のアンダーステアを大幅に減少させているという。

公開された画像はすべて、ボディに偽装シールを貼付したもの。また、真横からの写真もないのでフロントオーバーハングを比較することはできない。それでも、従来よりワイド&ローなフォルムを感じられる。2019年秋には本国で発表予定というから期待して待とう。

画像: BMWの次期1シリーズ。こちらはマフラー2本出し。

BMWの次期1シリーズ。こちらはマフラー2本出し。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.