2019年3月23日、中国・三亜の市街地コースで2018/19年ABBフォーミュラE選手権第6戦が行われ、ニッサン・e.ダムスのオリバー・ローランドが2位に入り、ニッサンにフォーミュラE初の表彰台をもたらした。ニッサン勢ではセバスチャン・ブエミも8位に入賞している。

ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)が今シーズン初優勝

初開催となった中国・三亜は南シナ海に面するリゾート地。高温多湿の気候がバッテリーにどんな影響を与えるのかがひとつの焦点となった。

練習走行から速さが光っていたのはニッサン・e.ダムス勢。中でもオリバー・ローランドがスーパーポールでトップタイムをマークし自身初のポールポジションを獲得。ニッサン・e.ダムスは第3戦サンティアゴE-Prixでセバスチャン・ブエミが獲得して以来2度目のポールとなった。

予選2番手はDSテチーターのジャン・エリック・ベルニュ、その後ろに開幕戦優勝のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ)、ダニエル・アプト(アウディ・スポート・アプト・シェフラー・フォーミュラEチーム)がつける。

決勝レースは、序盤上位勢に大きな順位変動はなく、ローランドとベルニュのトップ争いが続いた。レースが動いたのは19周目、最終コーナーでベルニュがローランドのインに飛び込みトップに浮上。しかし、後続を引き離すことができずトップグループが形成される。

途中、アクシデントによる赤旗中断を挟み、トップグループによる最後のフルバトルに注目が集まった。しかし、最終ラップにブエミとロビン・フラインス(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)、ディ・グラッシが接触。フルコースイエローのままレースが終了し、ベルニュが逃げ切ることになった。

ニッサン・e.ダムスのセバスチャン・ブエミは、ブレーキトラブルによりピットスタートとなったものの、強烈な追い上げを見せ、終盤の追突で10秒加算ペナルティを受けるも8位でフィニッシュ。今後のニッサン・e.ダムスの快進撃が期待される。

フォーミュラE選手権は戦いの舞台をヨーロッパに移し、次戦は4月13日にイタリア・ローマで行われる。

画像: 19周目まで22号車オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)が25号車ジャン・エリック・ベルニュ(DSテチーター)をリード。結局、最後までこの2台の戦いとなった。

19周目まで22号車オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)が25号車ジャン・エリック・ベルニュ(DSテチーター)をリード。結局、最後までこの2台の戦いとなった。

2018-2019フォーミュラE 第6戦 中国・三亜E-Prix 結果

優勝 ジャン-エリック・ベルニュ/DSテチーター・ フォーミュラE  35周
2位 オリバー・ローランド/ニッサン・e.ダムス + 1.762秒
3位 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ + 3.268秒
4位 アンドレ・ロッテラー/DSテチーター・ フォーミュラE + 4.631秒
5位 ダニエル・アプト/アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE + 5.972秒
6位 ジェローム・ダンブロシオ/ マヒンドラ・レーシング + 17.340秒
7位 パスカル・ウェレーン/ マヒンドラ・レーシング + 18.367秒
8位 セバスチャン・ブエミ/ニッサン・e.ダムス + 19.405秒
9位 ミッチ・エバンス/パナソニック・ジャガー・レーシング + 20.646秒
10位 フェリペ・マッサ/ヴェンチュリー・フォーミュラE + 27.739秒

2018-2019フォーミュラE ドライバーズランキング

1位 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ 62
2位 ジェローム・ダンブロシオ/マヒンドラ・レーシング 61
3位 ジャン-エリック・ベルニュ/DSテチーター・ フォーミュラE 54
4位 サム・バード/エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング 54
5位 ルーカス・ディ・グラッシ/アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE 52

2018-2019フォーミュラE チームランキング

1位 エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング  97
2位 マヒンドラ・レーシング  97
3位 アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE  96
4位 DSテチーター・ フォーミュラE 95
5位 BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ  80

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