クルマ好きは乗り物好き…というわけで、ホリデーオート誌の人気連載企画「モンスターマシンに昂ぶる」の取材に便乗して、船の科学館に展示されている初代南極観測船「宗谷」を見学してきた。

不可能を可能にする強運と奇跡の船「宗谷」

JR新橋駅から新交通「ゆりかもめ」に乗って17分。船の科学館駅で降りると、目の前に係留されているのが「宗谷」。現在、船の科学館 本館はリニューアル準備のため休館中だが、宗谷を中心とした屋外展示資料と別館展示場は公開されている。

画像: 後ろから見た宗谷。後部甲板はヘリポートになっている。

後ろから見た宗谷。後部甲板はヘリポートになっている。

宗谷の話は、たいていの乗り物好きの人なら聞いたことがあるはず。初代南極観測船として日本初の南極観測隊を送り込んだ冒険航海は、何度も映画やTVドラマ化されているから、タロとジロの話などと一緒に知っていることと思う。

画像: 操舵室は中に入ることができる。さまざまな計器を見ると、その古さに時代を感じてしまう。

操舵室は中に入ることができる。さまざまな計器を見ると、その古さに時代を感じてしまう。

さて、そんな宗谷は誰でも見学することができる。博物館船として一部を改装し、見学順路しか入ることはできないが、船内をひととおり眺めることができる。仕切りが設けられている場所でも壁や床を取り外して、内部を見られるようになっている。

画像: 機関室には入れないが、エンジン上部が見えるように窓が設けられている。

機関室には入れないが、エンジン上部が見えるように窓が設けられている。

感心してしまったのは「よくぞ、こんな小さな船で赤道を越えて南極まで行ったなぁ!」ということ。全長およそ83m、全幅も16m足らずで、総トン数は約2700トンと、現代の客船などに比べたらあまりに小さい。

船内もけっこう狭く、船員の寝室でさえベッドに真っ直ぐ寝られそうにないほど。60年以上も前に、この船で南極を目指した人の苦労と情熱がしのばれる。

画像: 士官の寝室でも、部屋もベッドも狭い。閉所恐怖症の人は耐えられないかも…。

士官の寝室でも、部屋もベッドも狭い。閉所恐怖症の人は耐えられないかも…。

だが、宗谷は「日本で初めての南極観測船」というだけの船ではない。その成り立ちや、南極観測船を引退してから船の科学館で余生を過ごすまでも、さまざまな苦労を経験してきた。

そして、宗谷が「強運と奇跡の船」と呼ばれる理由とは…? 詳しくは、3月9日発売のホリデーオート4月号「モンスターマシンに昂ぶる」で紹介します。

画像: お台場方面へ行く機会があったら、ぜひ訪ねてみて欲しい。

お台場方面へ行く機会があったら、ぜひ訪ねてみて欲しい。

なお、宗谷の開館時間は10時〜17時(乗船は16時45分まで)
休館日は毎週月曜(休日の場合は翌火曜)と12/28〜1/3
入場は無料だが、運営維持協力の寄付をお忘れなく!
(文と写真:篠原政明)

画像: 不可能を可能にする強運と奇跡の船「宗谷」
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