走行に応じて消耗するパーツは数多いが、比較的交換サイクルが早いのがタイヤとブレーキパッド。そこで今回はブレーキパッドの交換手順と、同時におこなえるキャリパーの簡単なメンテナンス方法をご紹介しよう。作業担当はグロムのタイヤ交換をマスターし、さらなる整備スキル獲得を目指す梅本まどかちゃん。
「自分のオートバイは自分で整備したいです!」と、今回は地元の名古屋から新橋の編集部まで愛車CB400SFで自走して来ました。

キャリパー→パッドの順で取り外し

DAYTONA ゴールデンパッドXカイ
価格:4968円〜
https://www.daytona.co.jp/
今回交換したブレーキパッドは、効き、タッチ、ライフの好バランスで発売以来大好評を博しているデイトナのゴールデンパッドχ(カイ)。
今回の撮影モデル車のCB400SF(NC39)だと1キャリパーあたり税込み5508円なので、フロント2セット、リア1セットで合計1万6524円。

フロントブレーキキャリパーは通常フロントフォークに太めのボルト2本で留められている。このCBのキャリパーはブレーキパッドを留めるピンもボルトになっているタイプだったので、キャリパーを外す前にピンを緩めておくとパッドを抜く作業がスムーズ。

画像: キャリパー→パッドの順で取り外し
画像: モデル車のパッドピンはボルト式だが、棒型のピン先端に開いている穴に割ピンやβピンを入れて抜け止めにするタイプも多い。その場合は割ピンまたはβピンを毎回新品に交換すること。10円単位の安い物なのでケチらないように。

モデル車のパッドピンはボルト式だが、棒型のピン先端に開いている穴に割ピンやβピンを入れて抜け止めにするタイプも多い。その場合は割ピンまたはβピンを毎回新品に交換すること。10円単位の安い物なのでケチらないように。

また、キャリパーマウントボルトは錆や電触で固着していることが多いが、力づくで緩めずにスプレー潤滑剤を吹いて5分ほど待ってから緩めるといい。

画像: CB400SFのフロントブレーキキャリパーは対向4POTタイプ。パッド交換のついでにキャリパーピストンの汚れを落とすとタッチが良くなる。

CB400SFのフロントブレーキキャリパーは対向4POTタイプ。パッド交換のついでにキャリパーピストンの汚れを落とすとタッチが良くなる。

抜き取ったマウントボルトはワイヤーブラシなどで錆と汚れを落とし、グリスを薄く塗っておくと固着を防止できる。

また、マウントボルトが緩んでキャリパーがガタ付くと効きもコントロール性も悪化する。

画像: 外したパッドは摩材の厚みが新品時の60%程度で、まだまだ使える状態だったが、パッドによって効きやコントロール性が変化することを体感してもらうため、『ゴールデンパッドχ』に交換した。

外したパッドは摩材の厚みが新品時の60%程度で、まだまだ使える状態だったが、パッドによって効きやコントロール性が変化することを体感してもらうため、『ゴールデンパッドχ』に交換した。

緩みを嫌って過大なトルクで締める人が多いが、「手加減」が判らなければトルクレンチを使ってマニュアル記載のトルクで締め、定期的に点検することを勧める。

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