ひときわ目を引くドラッグレーサースタイルの新型

電動スポーツモデルの『LiveWire』を2019年に発売することを決定したり、今後の構想としてアドベンチャーモデルを出す計画を発表するなど、何かと活気づいているハーレーダビッドソン。

2019年のラインアップはすでに発表されており、全部で37モデル。

画像: ひときわ目を引くドラッグレーサースタイルの新型

多くのモデルがカラーチェンジや小変更となったが、唯一、新型として登場したモデルが今回試乗する機会を得たソフテイルファミリーのFXDR114だ。

極太のリアタイヤが迫力のドラッグレーサースタイルを採用している。

ソフテイルファミリーと聞いて、大きな車格でゆったりと乗るハーレーらしいモデルをイメージする人が多いのではないだろうか。

実際、日本で人気のソフテイルと言えば、大きなスクリーンにディープフェンダー、レザーのサドルバッグを備えたヘリテイジクラシックだったり、映画『ターミネーター2』でシュワちゃんが乗っていたファットボーイだったりする。

しかし、それらの伝統的なモデルを残しつつ、ハーレーダビッドソンは新しいソフテイル、チャレンジングな新型を投入したのである。

SPECIFICATION
全長×全幅×全高 2425×925×1085㎜
ホイールベース 1735㎜
最低地上高 140㎜
シート高 720㎜
車両重量 303㎏
エンジン形式 空冷OHV4バルブV型2気筒[Milwaukee-Eight114]
総排気量 1868㏄
ボア×ストローク/圧縮比 102×114㎜/10.5:1
最大トルク 160Nm(16.3㎏-m)/3500rpm
燃料供給方式/燃料タンク容量 FI /16.7L
燃料タンク容量 16.7L
レーク角/トレール量 34°/120㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ300㎜ダブルディスク・φ292㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR19・240/40R18

ハーレーが考えるスポーツの形これまでとは違う操る楽しさ

FXDR114は、まるでカスタムビルダーが手掛けたようなドラッグレーサースタイルで、ホイールベースは1735㎜、リアタイヤは240と超ワイド。

倒立フロントフォークにダブルディスクブレーキと、スポーツライドを意識した装備。足つき性は良好だが、ハンドルが大柄で幅広い作りなので少し慣れが必要な印象だ。

ハーレーダビッドソンの言葉を借りると「パワークルーザー」と言うのだそうだ。なかなか良いキーワードだ。

排気量は1868㏄。とても巨大なエンジンを搭載しているが、それも「ハーレーに乗る」というひとつのステータスとしては大事なところ。

緊張気味に丁寧に走り出してみると、思ったより以上に扱いやすい。

画像1: ハーレーが考えるスポーツの形これまでとは違う操る楽しさ

サイズも重さもあるので、街乗りが楽チンだ! とは言えないが、低速での強いトルクが、車体を力強く押し出してくれるのため、扱いやすさが際立つ。

排気量だけで想像すると、ハイパワーなモンスターのような走りをイメージしてもおかしくないが、その能力は超ハイスピードを出すためではなく、低速域での安定した力強さにしっかりと分配されているのだ。

画像2: ハーレーが考えるスポーツの形これまでとは違う操る楽しさ

そして、その扱いやすさが活かされていて面白かったのがワインディング。

多少高い位置だとはいえ、セパレートハンドルにフォワードコントロール。前傾姿勢で足を前に出すことになるので、ポジションに少し違和感がある。

その上、ホイールベースも長いので峠道は心配もあったが、何とも軽快に走ってくれる。思った以上に素直に曲がる印象だ。

画像3: ハーレーが考えるスポーツの形これまでとは違う操る楽しさ

立ち上がりの力強さは言わずもがな、なのでポジションに慣れてからはメリハリのある走りが存分に楽しめた。

また「パワークルーザー」と呼ばれるだけあって、高速道路での走りは期待通り。スロットルを一気に開けた時の力強さ、そしてサウンドはハーレーらしい、大排気量の面白さを感じられる獰猛さを持っていた。

初めはポジションに違和感もあったので、ミッドコントロールの選択もあったのではと考えていたが、高速道路に乗ってみて、これで良いんだなと思えた。

画像4: ハーレーが考えるスポーツの形これまでとは違う操る楽しさ

伝統的なモデルを愛するハーレーファンからすると、否定的な人もいるかもしれないが、FXDR114のような革新的なモデルがあるからこそ、伝統的なモデルも輝いて見えるもの。

未来を見据えたハーレーダビッドソンの提案を、一度、感じてみてはいかがだろうか。

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