走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

「ストリートツイン」はトライアンフのモダンクラシック、つまり、ボンネビルシリーズを擁するネオクラシックファミリーの一員だ。

そのコンパクトな車体と、扱いやすい、手頃なパワーによってエントリーモデルとしての魅力もアピールしている。

とは言っても、シンプルだが趣のあるそのデザイン、フィニッシュのクオリティなどはとても上質。

画像1: 走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

正統派クラシックのT100やT120と並べてもチープな印象はない。

ココまでは従来モデルから引き継ぐ魅力だ。

この新型は、動力性能とハンドリング、乗り心地など、実用面での性能が大いに向上している。

まずパワーだが、従来の55馬力が65馬力になった。

比率からすると18%、これは大いなるパワーアップだが、性格はこれまでとほとんど変わらないフラットなトルク特性がベース。

扱いやすさはそのままに、スロットル操作に対してよりダイレクトな加速をするようになった。

滑らかでいて歯切れもいい。

「レイン」モードが加わったパワーモード切り換えも装備されるが、普段は必要ないほど従順で紳士的な特性のエンジンなのだ。

画像2: 走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

4000回転ほどから小気味良く吹け上がる、往年のブリテッシュツインらしさも健在だが、マフラーのせいか、その歯切れのいい感触がより愉しくなっていた。

滑らかとはいえ、さすがにトップ5速で2000回転以下だとギクシャクする。

画像3: 走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

だが4速なら1500回転、3速なら1350回転くらいからでも、街中でのクルマの流れに合わせた加減速ができ、力だけでなく使い勝手も進化している。

ちなみに100㎞/hは5速で3200回転。

この少し上の速度域が最も振動が少なく、滑らかに回っていた。

新型は、フロントフォークが作動のいいカートリッジタイプのダンパーに変わっている。

画像4: 走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

ソフトなタッチの動きはそのままに、ブレンボで強化されたフロントブレーキに見合う対応をしている。

少しだけ路面のカント変化に敏感になっているが、身のこなしはとても軽く、動きがいい。

ちょっと重心が低くなったようなタッチで、その動きの良さは、ハンドルでも腰でも車体を押さえ込めるし、新しいサスの威力でもあるが、乗り心地がしっとりと、上質になっている。

画像5: 走りも快適性も向上して一層魅力を増した熟成進化

プライスは抑えられているし、オトナなデザインにはそれ以上の価値がある。

走りもより快適で元気になった。

カスタムベースとしても魅力ある1台だ。

SPECIFICATION
全長x全幅×全高 2090x785x1114㎜
ホイールベース 1415㎜
シート高 760㎜
最低地上高 NA
車両重量 198㎏
エンジン形式 水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
総排気量 900㏄
ボア×ストローク 84.6x80㎜
圧縮比 11.0
最高出力 65PS/7500rpm
最大トルク 8.15㎏-m/3800rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 12L
キャスター角/トレール量 25.1度/102.4㎜
変速機形式 5速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ310㎜ディスク・φ255㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 100/90-18・150/70R17

大関さおりの「私も乗ってみました」

全体的にコンパクトで、シート高が低い上に跨った時の幅もスリムだから、足付きや安定感も問題なし! 私(172㎝)だと脚が余るくらい。

グリップの位置が少し狭めで、私以上の体格の人はちょっと小さく感じるかも。

取り回しは楽です。

画像1: 大関さおりの「私も乗ってみました」

デザインはシンプルで、両サイド出しの細いマフラーがオシャレです。

全体的にパワーはあるけど、走り始めはとても優しく、誰でも馴染める感じ。

タンデムシートも広いので、後ろに乗っても安定感があります。

画像2: 大関さおりの「私も乗ってみました」

パワーがあって小回りのきくストリートツインは、狭い道でもロングツーリングでも使える大人なオシャレバイク。

季節に合わせたファッションを楽しみながら乗りたいなって思いました!

PHOTO:南 孝幸 TEXT:宮崎敬一郎、大関さおり、本誌編集部 MODEL:大関さおり

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