年間100本以上の映画作品を鑑賞する筆者が、今からでも・今こそ観るべき一本をご紹介。
今回は、近代SFモンスターの、代名詞の一つプレデターの最新作『ザ・プレデター』。

闘争心と向上心に満ちた謎の宇宙種族の来襲を描くSFホラー

高度な光学迷彩技術によって姿を消し、音も無く忍び寄っては獲物を狩る、最強最恐のハンター、それがプレデターだ。地球外の惑星から定期的にやってくる宇宙人であり、そのワイルドな風貌(常時マスクやプロテクターを装着しているが、実際の顔はひどく醜い)とは裏腹に非常に高い知能とテクノロジーを持っている。
プレデターとは、英語でpredator、捕食者の意味。本作中でも繰り返されるが、このプレデターは獲物を食べるためにではなく、トロフィーとして狩る。つまり本来はプレデターではなくハンターと呼ぶべきなのだが、本作で初めて「公式に」プレデターと作品内で命名されている。

これまでは、趣味の一環として、あるいは大人になる儀式の一つとして強い獲物を狩ることが、彼らが地球(を含む様々な惑星)を訪れる理由とされていたが、本作ではそれに加えて強い獲物のDNAを採取して自らの種を進化させようという、結構前向きなモチベーションが明らかにされている。

いずれにしても、プレデターたちは恐るべき闘争本能に突き動かされるようにやってくる、最悪の来訪者なのである。

新たな巨躯を持つプレデターの存在に恐怖も倍増

さて、本作ではプレデターたちの間で仲間割れが起きており、追う者と追われる者がいる。追う方は 恐らくは前項で述べたDNA操作によって進化したのだろう、それまでのプレデターを遥かに凌ぐ体格を有している。いわばスーパープレデターだ。

なぜ彼らが地球に降り立ったのかの目的とは何か。その謎を解くことが本作のストーリーの根幹となっている。
しかし、これまでのプレデターシリーズ同様、半端ない運動能力と 驚異的な科学技術に裏付けられたプレデターからのプレッシャーは圧倒的で、今回は人類側も彼らの存在を知覚しているため狩られる一方ではないものの、やはり到底かなうわけがないという絶望感を味わされる。

ストーリー的にはB級映画的と思うのだが、とにかくプレデターのキャラというか存在が確立されているため、最初から最後までスリリングで面白いエンターテインメントに仕上がっている。

画像: 『ザ・プレデター』2018.12.19デジタル配信/2019.1.5ブルーレイ&DVDリリース youtu.be

『ザ・プレデター』2018.12.19デジタル配信/2019.1.5ブルーレイ&DVDリリース

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