『タクシードライバー』『レイジング・ブル』などの傑作を手がけた脚本家として知られ、監督としても『アメリカン・ジゴロ』などの映画史に残る作品を生み出してきたハリウッドの巨匠ポール・シュレイダーが構想50年の末に完成させた渾身作『魂のゆくえ』が2019年4/12(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿他にて公開。このたび予告編が解禁された。

批評家からの絶賛を浴び本年度アカデミー賞で脚本賞にノミネート

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本年度アカデミー賞脚本賞ノミネート!映画『魂のゆくえ』4月12日(金)公開

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画像1: 批評家からの絶賛を浴び本年度アカデミー賞で脚本賞にノミネート

本作は、戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自らの所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らいでいく様子を描く問題作。本年度の賞レースでも大きな話題を集め、本年度のアカデミー賞ではポール・シュレイダー自身初となるオスカーノミネート(脚本賞)され、受賞への期待も高まっている。

物語の主人公はニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師トラー。ある日、トラーは礼拝に来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。

メアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来に思い悩むあまり、メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知る。必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいる。

一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいく…。

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聖職者でありながら内なる葛藤を抱える主人公トラー牧師を熱演するのは、実力派俳優イーサン・ホーク。彼を頼る若い女性メアリーに『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などのスター女優アマンダ・セイフライド。ヴェネツィア国際映画祭でお披露目された本作は、ポール・シュレイダー最高傑作と評され、批評家からの絶賛に次ぐ絶賛を浴び、アメリカでは気鋭の配給会社A24による公開でスマッシュヒットを記録した。

このたび解禁された予告編は、美しくも物悲しい愛国歌「リパブリック讃歌」を背景に、イーサン・ホークが演じる牧師トラーが、息子をイラク戦争で失った過去を打ち明ける場面から始まる。その死によって彼は傷つき、自分を苛み続けているのだ。

そんな中、礼拝で出会った女性信徒メアリーの夫マイケルが、トラーに問いかける。「2050年の地球はどうなっていると思う? 俺たちが生きているうちに最悪な時代が来るんだ」。次第にトラーはメアリーと心を通わせていく。しかし、彼が自らの教会「ファースト・リフォームド」の運営に意見すると、上層部から「立場をわきまえろ」と一蹴されてしまう。

ほどなくして、メアリーに耐え難い不幸が訪れる。トラーは、「誰かが行動しなければいけない!」と声を張り上げる。祈りにも似た叫びが、次第にトラーを駆り立てていく。「神の意思だと思って割り切れ」と助言する司祭に背くように、トラーはある決心をする―。

同時に発表されたポスターヴィジュアルでは、黒い背景に浮かぶトラーの静かなる意志を感じさせる横顔の上を直線状の炎が横切っており、真っ赤に縁どられた輪郭が、燃えているのは多数の木々と教会であることを明らかにしている。

魂のゆくえ
2019年4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開
配給:トランスフォーマー
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