オリンパスはマイクロフォーサーズのプロフェッショナルモデル「OM-D E-M1X」を2019年2月下旬から発売すると発表した。価格はオープンで実売は34万円前後(税別)。

このOM-D E-M1Xは新しいタイプのモデルで、E-M1 Mark IIとは併売する。イメージセンサーはE-M1 Mark IIと同じ有効2037万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載。縦位置グリップ一体構造を採用し、ホールディング、操作性を重視し、望遠レンズを使い、動く被写体を追う場合、操作に集中できるように操作部がレイアウトされている。
AFはE-M1 Mark IIと同じく121点オールクロス像面位相差センサーを採用。新たにAFエリアを素早く移動することができるマルチセレクターを背面に装備、縦位置ポジション用も搭載している。バッテリーはE-M1 Mark IIと同様のBHL-1を採用し、2つ装填するカートリッジタイプシステム。USB PD規格にも対応し、USB PD規格の電源からの給電が可能になった。ボディ内に装填した2個のBLH-1を最速約2時間で充電が可能という。ファインダーも倍率0.83倍、非球面や高屈折率ガラスを使い歪みのないクリアーなファインダーとなっているという。

画像: OM-D E-M1X正面

OM-D E-M1X正面

画像: OM-D E-M1X上面

OM-D E-M1X上面

画像: OM-D E-M1X背面。マルチセレクターを装備し、AFエリアを素早く移動することが可能。

OM-D E-M1X背面。マルチセレクターを装備し、AFエリアを素早く移動することが可能。

映像エンジンはE-M1 Mark IIと同様のTruePic VIIIだが2基搭載し、起動時間の短縮や、手持ちハイレゾショットやライブND、インテリジェント被写体認識AFといった撮影機能を実現している。
「手持ちハイレゾショット」は最大50Mの撮影ができ(三脚ハイレゾショットは80M)、三脚が使用できない場所での高精細撮影が可能になった。
また「ライブND」はNDフィルターを使用せず、NDフィルターを使ったスローシャッター効果を表現できるもの。複数の画像を合成することでスローシャッター効果を得ることができる新しいテクノロジーだ。効果はND2、ND4、ND8、ND16、ND32の5段階(シャッター速度1段分相当〜5段相当)から選択できる。
さらに「インテリジェント被写体認識AF」はAIの一種であるディープラーニングテクノロジーを活用し、開発したアルゴリズムを新たに搭載。モータースポーツ、航空機、鉄道の3つのジャンルを検出し、最適なポイントにフォーカス、追尾するという。ちなみにユーザーが使用しても学習はしないという。

画像: バッテリーはBHL-1を2つ装填するカートリッジタイプ。

バッテリーはBHL-1を2つ装填するカートリッジタイプ。

画像: 映像エンジンはTruePic VIIIを2基搭載する。

映像エンジンはTruePic VIIIを2基搭載する。

堅牢性、信頼性は進化し、IPX1よりも厳しい基準で試験を実施し、過酷な環境でも撮影ができるよう開発されている。また端子にケーブルが接続された状態でも防塵・防滴・対低温を実現。ゴミやホコリを除去するSSWFに新コーティングを採用し、従来に比べゴミやホコリが写真に映り込む可能性を1/10に低減している。シャッターもE-M1 Mark IIでは20万回だった耐久性を40万回に向上している。

画像: IPX1よりも厳しい基準で試験を実施。過酷な環境でも撮影ができるという。

IPX1よりも厳しい基準で試験を実施。過酷な環境でも撮影ができるという。

手ブレ補正は新開発のジャイロセンサーの搭載でさらに進化し、ボディ単体で約7.0段、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとの組み合わせでは世界最高の約7.5段分を実現する。
実写、詳細は月刊カメラマン3月号で!

OM-D E-M1X仕様

●撮像素子:2037万画素Live CMOSセンサー
●センサーサイズ:4/3型(17.4×13mm)
●マウント:マイクロフォーサーズマウント
●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
●シャッタースピード:60~1/8000秒
●ISO感度:オート、ISO 200~6400
●電子ビューファインダー:約1.48〜1.65倍/236万ドット
●液晶モニター:3.0型タッチパネル式液晶モニター(約104万ドット)
●大きさ:約144.4×146.8×75.4mm
●重さ:約997g(バッテリー×2/メモリーカード×2含む)

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