第一次のスーパーカーブームが落ち着いてから約10年。1980年代末に日本はバブル景気に突入する。そんな時代に新たなスーパーカーが数多く登場し「スーパーカー第二黄金期」が到来する。年末年始スペシャルとして、日本が最も輝いていた華やかなりし時代の寵児たちを振り返ってみたい。第5回は、あのカウンタックの後継モデル、ランボルギーニ・ディアブロだ。(ホリデーオート2018年11月号より)

カウンタックから「悪魔」へ進化したディアブロ。

「LAMBORGHINI Diablo:ランボルギーニ・ディアブロ」

画像: ガンディーニのデザイン、前ヒンジのシザーズドアなどカウンタックから踏襲している部分は多い。

ガンディーニのデザイン、前ヒンジのシザーズドアなどカウンタックから踏襲している部分は多い。

1990年1月、スーパーカーの代名詞的存在だったカウンタックの後継車として生まれたのが、ディアブロだ。その車名はイタリア語で「悪魔」を意味するが、伝説の闘牛の名前でもある。

画像: 5.7LのV12DOHCの前側にミッションを搭載するのは、カウンタックと同じ手法だ。

5.7LのV12DOHCの前側にミッションを搭載するのは、カウンタックと同じ手法だ。

ボディデザインは、ベルトーネ時代にカウンタックのスタイリングにも携わった、鬼才マルチェロ・ガンディーニの手になる。直線的なデザインのカウンタックに比べると、カドの取れた少し曲線も使ったデザインとなってはいるが、シザーズドアやボディサイドのエアインテークなど、全体的なフォルムからディテールまでカウンタックを継承している。

画像: 2段式のメーターパネルがユニークなインパネまわり。

2段式のメーターパネルがユニークなインパネまわり。

デビュー当初は5.7LのV12DOHCをミッドシップ搭載して後輪のみを駆動していた。デビュー当初の公称スペックでは、最高速度が325km/h、0-100km/h加速が4.1秒、0-1000m加速が20.7秒を誇った。

画像: コクピットはきわめてタイトで、シートのリクラインさえ省略されている。

コクピットはきわめてタイトで、シートのリクラインさえ省略されている。

91年にはビスカスカップリング式フルタイム4WDを採用したVTも追加設定された。エンジンも最終型では6Lへアップする。リトラクタブル式ヘッドランプも後期型では固定式に変更されたが、これにはZ32型フェアレディZのものが流用されていている。(解説:山崎元裕)

画像: 4WDとなったVTも、エクステリアは基本的に変わりはなかった。

4WDとなったVTも、エクステリアは基本的に変わりはなかった。

ランボルギーニ・ディアブロ 主要諸元(1990年)

●全長×全幅×全高:4460×2040×1100mm
●ホイールベース:2650mm
●重量:1650kg
●エンジン種類:V12 DOHC
●排気量:5703cc
●最高出力:492ps/7000rpm
●最大トルク:59.1kgm/5200rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前245/40ZR17・後335/35ZR17

画像: スーパーカー第二黄金期は、ホリデーオート2018年11月号にも掲載されています。

スーパーカー第二黄金期は、ホリデーオート2018年11月号にも掲載されています。

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