回、ある事をきっかけにサーキット走行を楽しめなくなったと書いたのですが…。じつは! 転倒してから、バイクをちょっとでも傾けるのが怖くなってしまったんです。ゆっくりでしか走れなくなり、不安な気持ちがなかなか解けませんでした。(※月刊オートバイ2018年8月号より)

元々、不安に思う時と、いけると思う時の気持ちの差がすごく極端で、不安に思った時の慎重さは自分でも驚くほど。身体が強張り、楽しい気持ちをまったく持てなかったんです。そんな私に「膝スリの練習をしよう」と提案してもらい、チャレンジする事に! 確かに膝をスレれば、バイクがどれだけ傾いていけるかもわかるし、何よりかっこいい!

最初は全然感覚がわからず、頑張る途中でクラッシュパッドに激突した事も。めげそうにもなったけど、とにかく悔しくて悔しくて。

画像1: 【梅日和】ある変化が起きてしまった・・・【第3回】

2017年最後の練習と言われた日。前日は不安と緊張と気合いでおかしくなりそうでした。午前中はグロムになかなか馴染めなかったのですが、アクセルの全開と閉じるのを練習し、次に顔をコーナーの先に向ける特訓をし、徐々に徐々に、先生にちょっとずつアドバイスをもらいながら、ひとつひとつの課題をクリアしていきました! だんだん膝がすれそうな気配にドキドキしていたけど、なかなか体勢を変える所までいけず、ちょっと悔しくなってきました。しかもカメラマンさんに写真を見せてもらったら、思ってたより全然傾いていなくて唖然。先生に「もっともっと傾けて」とアドバイスを頂きながら、スピードも殺さないように、首の振りきりなど、教えてもらった事をあらためて意識してたら、やっと先生から「次は姿勢を変えてみよう」と言ってもらえました。この時「よし! これでスレる」と、いつのまにか自信満々でメラメラ燃えていました。

じつはこの時、残り時間が少なくて、スタッフさんはもちろん、マネージャーさんですら出来ないと思っていたみたいなんですが、何回かやっていたら「コォー」って音が!!!!!! 「コォー」って、「コォー」って、膝を擦った時の音なんです! あの音は今も鮮明に覚えてます。でも、もしまぐれだったら嫌なので、もう1回だけお願いして走らせてもらったら、また「コォー」って♪ 感覚はなかったですが、あの音はホントに快感で、すごく嬉しかったです!

画像2: 【梅日和】ある変化が起きてしまった・・・【第3回】

こうしてバイクを倒す事も怖くなくなり、また楽しく走れるようになれて、ホントに先生やみなさんに感謝感謝でした。

PHOTO: 森 浩輔

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