日産ヘリテージコレクションには1960年〜80年代にラリーやレースで活躍した車輌が当時のままの姿で展示されている。今回はブルーバードの後を継いで、サザンクロスラリー、サファリラリーで活躍したバイオレットを紹介しよう。(Motor Magazine 2017年2月号より)

1970年代は日産のラリー黄金期だった

1970年代前半の510ブルーバード、フェアレディ240Zの活躍によって、“ラリーの日産”というイメージを世界的に広めることに成功した日産だったが、1973年秋に世界を襲ったオイルショックによってラリー活動はいったん休止する。

日産のラリー復活は1977年のオーストラリアでのサザンクロスラリーだった。ここでいきなり510ブルーバードの後継たる710バイオレットが優勝。その勢いを駆って、1979年、80年のサファリラリーを連続制覇する。

日産の快進撃はまだまだ続く。マシンをA10バイオレットにスイッチすると、1981年、82年とまたまた連覇。結果、サファリラリーの4連覇を成し遂げたのだった。

日産ヘリテージコレクションには、1977年のオーストラリア サザンクロスラリーで優勝を飾った710バイオレットが死闘そのままの姿で展示されている。

画像: 1970年代後半、日産のラリー活動の主役となったのがバイオレットだった。710バイオレット(写真)は1977年のサザンクロスラリーで優勝すると、1979&80年のサファリラリーを連続制覇。2代目のA10バイオレットも1981&82年のサファリラリーを制覇して、バイオレットはサファリ4連覇を成し遂げることになる。国内では710バイオレットが1973〜77年、A10バイオレットが1977〜81年まで販売された。

1970年代後半、日産のラリー活動の主役となったのがバイオレットだった。710バイオレット(写真)は1977年のサザンクロスラリーで優勝すると、1979&80年のサファリラリーを連続制覇。2代目のA10バイオレットも1981&82年のサファリラリーを制覇して、バイオレットはサファリ4連覇を成し遂げることになる。国内では710バイオレットが1973〜77年、A10バイオレットが1977〜81年まで販売された。

バイオレット 1977年 サザンクロスラリー仕様  主要諸元

●全長×全幅×全高=4120×1780×1400mm
●ホイールベース=2450mm
●エンジン=直列4気筒DOHC(LZ18型)
●排気量=1991cc
●最高出力=200ps以上/7200rpm
●最大トルク=21.5kgm以上/5200rpm
●車両重量=1115kg

日産ヘリテージコレクション

日産自動車の80年あまりの歴史を見ることができるスペース。新型車の開発、試作、設計製作を行う日産の生産技術の拠点である座間事業所内に併設され、1930年代の生産車から歴代のレースカーまで、日産のオンロード、オフロード両面の歴史を物語る車両など約400台の記念車を所蔵し、うち常時約300台を展示している。日産自動車の座間事業所内に併設されているということもあって、公式サイトから応募フォームにより事前申し込みが必要だが、入場料はなんと無料。アクセスはあまり良くないが、行ってみる価値ありだ。

画像1: 日産ヘリテージコレクション
画像2: 日産ヘリテージコレクション
画像3: 日産ヘリテージコレクション
画像4: 日産ヘリテージコレクション
画像5: 日産ヘリテージコレクション

●住所:神奈川県座間市広野台2-10-1 
●入館料:無料(応募フォームにより事前申し込みが必要)
●開館日:申し込みカレンダーにて確認 
●駐車場:あり
●問い合わせ先:☎046-298-4355(受付時間:月〜金10:00〜16:00※ただし12:30〜13:30は除く)http://nissan-heritage-collection.com/
●電車でのアクセス:小田急江ノ島線南林間駅から神奈川中央交通バス「日産」「相武台前駅」「小田急相模原駅」行、「ひばりヶ丘1丁目(または小松原)」下車、徒歩7分。または相鉄本線さがみ野駅から相鉄バス「南林間駅」行「ひばりが丘1丁目(または口機入口)下車、徒歩7分
●クルマでのアクセス:東名高速道路「横浜町田インター」から国道16号線を八王子方面へ。国道246号線を左折、東原4丁目交差点を右折、2つめの信号を左折、1つめの信号(正門前専用信号)前が座間事業所2地区正門、約30分
●展示車両は入れ替えあり

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