2018年11月12日に行われたF1ブラジルGP。チャンピオン争いは決着がつきましたが、それ以外のランキング争いが残っています。フェラーリは何としてもメルセデスのダブルタイトルを阻止したいところです。来年のためのアピールや今年のランキングのために激しい戦いが繰り広げられました。

予選はL.ハミルトンが今季10度目のポールポジションを獲得!

ウェットからドライになる難しいコンディションで行われた予選。ポールポジションを争うQ3では残り2分で各車コースに入り一発勝負で行われました。

ポールを獲得したのはルイス・ハミルトン(Mercedes)!今季10度目のポールポジション獲得となりました。ここぞという時の速さは抜群ですね。

2位にはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。セクター1ではタイムを更新していましたが、ターン8でミスしてしまい惜しくも2位となっています。3位にはバルテリ・ボッタス(Mercedes)が入りました。

ボッタス曰く、今回はポールポジションを狙えるポテンシャルがあったので悔しいとのこと。果たして念願の今シーズン初優勝を手に入れることができるでしょうか?

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予選結果

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フェルスタッペンにまさかの不運が!ハミルトンが優勝しメルセデスがダブルタイトル獲得!

予選とは違いドライで行われた決勝。スタートではボッタスが2位に上がり、ベッテルは3位に後退します。

5位だったマックス・フェルスタッペン(Red Bull)が3週目にキミ・ライコネン(Ferrari)を、4週目にベッテルを立て続けに攻略し3位に浮上。ペナルティーで11位からのスタートだったダニエル・リカルド(Red Bull)も6位まで上がり、レッドブルの2台が速さをみせます。

フェルスタッペンは10周目にボッタスもパスし2位に浮上、ペースが上がらず抜かれたボッタスはいち早くピットイン。ソフトタイヤでスタートしたフェラーリ勢はボッタスに押さえ込まれその後も有利なレース展開に持っていくことが出来ません。

これまでトップを走っていたハミルトンでしたが、40周目についにフェルスタッペンがトップに浮上します。タイヤに苦しむメルセデス勢をよそにタイヤの状態が良いままハイペースで周回するフェルスタッペンが優勝に向けて大きく前進します。

しかし44周目の2コーナーで周回遅れのエスティバン・オコン(Racing Point Force India)とまさかの接触!ハミルトンが首位に躍り出ます。接触しスピンしてしまったフェルスタッペンもなんとか2位で復帰し諦めずハミルトンを追います。この接触でオコンには10秒のストップアンドゴーペナルティーが科されました。

フェルスタッペンのアクシデントにより再びトップに返り咲いたハミルトンでしたが、左フロントにブリスターができるなどタイヤに苦しみます。接触させられたフェルスタッペンでしたがハミルトンとの差を縮めていきます。

しかし苦しい中でもミスなく完璧な走りをみせたハミルトンが優勝!通算72勝目を憧れのアイルトン・セナの母国ブラジルで決めました。

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2位には不運により優勝を逃してしまったフェルスタッペン、3位にライコネンが入りました。

この結果メルセデスのコンストラクターズチャンピオンが決定し、メルセデスは今年もダブルタイトルを獲得しました!

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決勝結果

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