年間100本以上の映画を鑑賞する筆者が独自視点で今からでも・今だからこそ観るべき映画を紹介。今回の100分の1の映画は、全米で大人気のベストセラー小説三部作の映画化第三弾にして最終章となる『メイズ・ランナー 最期の迷宮』。

人気小説の実写映画化第三弾(最終章)

感染者をゾンビ(本作ではクランクと呼称)になってしまう謎のウィルス「フレア」が世界中に蔓延。その治療薬を開発しようとする団体「WCKD(ウィケッド。世界災害対策本部)」は、若者達の中には生まれながらに抗体を持っていることを発見し、彼らを使った生体実験を行っている。

第1作では、その抗体の保有者と思われる少年たちが巨大迷路メイズに閉じ込められていたが無事脱出。第2作では恐ろしいメイズから脱出したことで、逆にクランク(≒ゾンビ)たちがうようよいる危険な世界に迷い込んでしまうトーマスたちの試練が描かれた。

主人公トーマスは元々WCKDの一員だったが、人類を救うためとはいえ抗体を持つ若者たちの人権や命を蹂躙するやり方に反発し、WCKDと袂を分かつ。ところが仲間のミンホがWCKDに捕まってしまったため、トーマスたちは決死の覚悟でWCKDの本拠地に侵入を試みる。

第1作目と第2作目の趣きが全く違う展開になり、原作を知らない身にはストーリーについていくのがやや困難な本シリーズだが、第3作にして最終章の本作は、ある意味シンプルでテンポよく話が進んでいくのでかなり観やすい作りになっている。

主人公のトーマス、彼とともに仲間を救いに向かうニュートらイケメンの活躍、そして彼らの友情を少し気恥ずかしく思いながらも楽しく鑑賞できる作品だ。

画像: 『メイズ・ランナー:最期の迷宮』8.22先行デジタル配信/9.19ブルーレイ&DVDリリース youtu.be

『メイズ・ランナー:最期の迷宮』8.22先行デジタル配信/9.19ブルーレイ&DVDリリース

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