今シーズンのMotoGPも、11月4日決勝のセパンGPを含め残り2戦・・・。4戦続いたアジア&オセアニアの最後のラウンドを制覇したのは、あのライダーかと思いきや・・・終盤のドラマの結果あのライダーになりました・・・!

V.ロッシ(ヤマハ)、序盤〜終盤までレースを引っ張ります!

決勝前日の土曜日は悪天候に翻弄され、結局日曜日は悪天候によるスケジュール遅延を避けるために予定を変更。MotoGPクラスのウォームアップを現地時間8:40から、そして決勝は13:00にスタートすることになりました。

ポールポジションの位置を獲得していた今年の王者、マルク・マルケス(ホンダ)は、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)を走路妨害したという判定で7番グリッドへ降格のペナルティを受けます。その結果ヤマハサテライトのヨハン・ザルコが1番手、ヤマハワークスのバレンティーノ・ロッシが2番手の位置からスタートすることになります。

決勝のスタートではロッシが好スタート! ザルコ、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、マルケス、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、そしてダニ・ペドロサ(ホンダ)が続きます。

マルケスは2周目3位、そして5周目には2位に浮上! そして16周目までロッシ、マルケス、ザルコの1-2-3の並びが続くことになりました・・・。

画像: 前戦のオーストラリアGPで、僚友のマーベリック・ビニャーレスがヤマハの今シーズン初優勝を決めましたが、続いてV.ロッシ(46番)が優勝をするのか・・・と世界中が盛り上がりました・・・。 race.yamaha-motor.co.jp

前戦のオーストラリアGPで、僚友のマーベリック・ビニャーレスがヤマハの今シーズン初優勝を決めましたが、続いてV.ロッシ(46番)が優勝をするのか・・・と世界中が盛り上がりました・・・。

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ホンダ、3年連続のコンストラクターズタイトルを獲得!

ロッシは一時マルケスとの差を拡大することに成功しますが、次第にマルケスがロッシとの差を詰めていきます・・・。そして17周目の第1コーナーでロッシがなんと単独転倒! ロッシの今シーズン初優勝の夢は、この時点で消えてしまいました・・・。

なんなく首位に浮上したマルケスはそのまま首位でシーズン9勝目を獲得! そしてホンダは3年連続となるコンストラクターズタイトルをセパンの地で決めました! 2位は最終周でザルコの前に出たアレックス・リンス(スズキ)が獲得! そしてザルコは3位に甘んじることに・・・。

画像: 3位でゴールしたJ.ザルコ(ヤマハ)。来シーズンKTMに移籍する彼は、次戦バレンシアGPがヤマハYZR-M1の最後の乗車になります。 race.yamaha-motor.co.jp

3位でゴールしたJ.ザルコ(ヤマハ)。来シーズンKTMに移籍する彼は、次戦バレンシアGPがヤマハYZR-M1の最後の乗車になります。

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いやはや、世のロッシファンにはなんともガッカリ・・・そしてマルケスファンにはニンマリ? な決勝になりましたね・・・。さてこれからMotoGPはヨーロッパに戻り、11月18日決勝のバレンシアGPが行われます。今年最後のGPウィナーになるのは誰なのか・・・。注目しましょう!

MotoGP 第19戦マレーシア 決勝
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 40'32.372
2 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +1.898
3 J.ザルコ Monster Yamaha Tech3 Yamaha +2.474
4 M.ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +4.667
5 D.ペドロサ Repsol Honda Team Honda +6.190
6 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +11.248

MotoGP2018 ランキング ※11月4日現在
1 M.マルケス Honda 321
2 A.ドビツィオーゾ Ducati 220
3 V.ロッシ Yamaha 195
4 M.ビニャーレス Yamaha 193
5 A.リンス Suzuki 149
6 J.ザルコ Yamaha 149

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