ホンダNSR500に乗り、1987年の世界ロードレースGP(現MotoGP)500ccクラス王者に輝いたワイン・ガードナーが、ホンダVFR750Fのスーパーバイク仕様車に乗る映像をご紹介します。とっても'80年代っぽくて、懐かしくなってしまいます・・・。
鈴鹿2&4でも、このコンビネーションが活躍しましたね
1988年からロードレースの世界では、SBK(世界スーパーバイク選手権)が始まっています。その前の1986年に登場したVFR750Fは、空冷のCBX750F同様にRK(レースキット)が販売され、アメリカのAMAでは後にヤマハのエースとなってGPで活躍するウェイン・レイニーが、VFRで1987年のAMAチャンピオンになっています。
こちらの動画は、そんなレイニーとGPで王座を争ったガードナーとVFRスーパーバイク仕様の走りを収録したものです。コースは立体交差があるので、多分2010年に惜しまれつつ閉鎖された豪州オラン・パーク・レースウェイでしょうね。
スーパーバイクらしいスーパーバイク?
SBKがはじまる・・・ということで、ホンダはワークスTT-F1マシンのレプリカ的なVFR750R(RC30)を発売します。そしてその後、他メーカーもワークスTT-F1のレーサーレプリカ的ホモロゲーションモデルをSBKの主戦モデルと使うようになり、そのやり方が定番となっていきました。
特別なホモロゲモデルは格好いいですけど、レーサーレプリカはシルエットがほとんどロードレーサーと変わらないので、初期の1,000ccスーパーバイクの時代にあったマシン的な面白さはちょっと減ってしまった観は否めません・・・。まぁそれはルールで一番有利なマシン作りという、いつの時代にも変わらないセオリーを考えたら仕方ないことではありますけどね・・・。
トップヨークの上にハンドルがあったスーパーバイクの、最後の世代にあたるVFRスーパーバイクとガードナーの走りを、ぜひ動画でご堪能ください!
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