2018年9月14日、東京・麻布にマクラーレンのショールーム「マクラーレン麻布」がオープン。これにあわせて来日したマクラーレン オートモーティブのキーパーソンにインタビューすることができた。(Motor Magazine 2018年11月号より)

同地域での2店展開は世界初

スーパースポーツカーの世界に新風を巻き起こしたブランド、マクラーレン。その勢いは一段と増しており、つい先日も軽量でさらなるドライビングパフォーマンスを満喫できるモデル、600LTが発表された。

また12億ポンド(約1766億円)の研究開発投資によって2025年までに18のニューモデルを投入、年間約6000台の生産規模にするというビジネスプラン「Track(トラック)25」も6月にアナウンスされている。

その積極的な姿勢を象徴するかのような展開が日本の東京でも起きた。都内の一等地である港区南麻布に、東京でふたつめとなるショールーム「マクラーレン麻布」が新たにオープンしたのだ。

最新CIで統一された約140㎡のショールームには3台が展示されると同時に、英国ウォーキングにあるマクラーレン本社工場の様子が見られるディスプレイも備えられる。またディーラー運営はSKY(スカイ)グループが手がけることになった。

画像: 最新CIで統一されたマクラーレン麻布ショールーム[東京都港区南麻布5-2-32/営業時間10:00-19:00(水曜定休)。MSO(マクラーレン スペシャル オペレーションズ)のコーナーと、本社工場とカメラでつながっているディスプレイ。

最新CIで統一されたマクラーレン麻布ショールーム[東京都港区南麻布5-2-32/営業時間10:00-19:00(水曜定休)。MSO(マクラーレン スペシャル オペレーションズ)のコーナーと、本社工場とカメラでつながっているディスプレイ。

日本は世界第3位の重要なマーケット

マクラーレン麻布オープンにあわせて来日したマクラーレン オートモーティブ マネージング・ディレクターのジョージ・ビッグス氏、デザイン・ディレクターのロブ・メルヴィル氏は次のように語る。

「日本のマーケットは、我々にとって非常に重要です。もちろん中国も同様ですしマーケットサイズとしては近いですが日本のカスタマーはマクラーレンが提供する価値観をとても深く理解してくれています。マーケットは今後、もっとプレミアムに、もっとニッチになっていく成熟度に達しています。文化的、戦略的に日本はとても重要なマーケットであり、そのことが世界にも例のない近接した場所でふたつのショールームを展開する決定につながりました」(マネージング・ディレクターのジョージ・ビッグス氏)

画像: ジョージ・ビッグス氏(マクラーレン・オートモーティブ・アジア アジア・パシフィック担当 マネージング・ディレクター)。世界3位であるマクラーレンの日本市場も担当。首都圏は日本全体の売り上げの50%以上を占めている。

ジョージ・ビッグス氏(マクラーレン・オートモーティブ・アジア アジア・パシフィック担当 マネージング・ディレクター)。世界3位であるマクラーレンの日本市場も担当。首都圏は日本全体の売り上げの50%以上を占めている。

「マクラーレンのモデルでは常に空気の流れを意識して、それをデザインで表現するようにしています。すべてのデザインには意味があります。600LTでは、マクラーレンセナに続いて上方排気のエキゾーストシステムが採用されました。これは、何よりも軽量を重視するLTだからこそのデザインです。長さが短くて済むので軽量ですし、結果としてエンジンサウンドもこれまででベストなものになったと思います。ドライバーがクルマから出てきた時に笑顔であること、そうなることを常に意識しています。デザインは同じでサイズだけ変わるというのは、もっとも避けるべきことです。マクラーレンではどのモデルであってもすべてに理由があり、目的に合致したダイナミックなデザインになっています」(デザイン・ディレクターのロブ・メルヴィル氏)

画像: ロブ・メルヴィル氏(マクラーレン・オートモーティブ デザイン・ディレクター)。最初に手がけたP1以降のマクラーレン市販モデルは、すべて氏の担当。エアロダイナミクスを追求する。

ロブ・メルヴィル氏(マクラーレン・オートモーティブ デザイン・ディレクター)。最初に手がけたP1以降のマクラーレン市販モデルは、すべて氏の担当。エアロダイナミクスを追求する。

このショールームはマクラーレンの最新戦略を確実に体感できる場なのだ。(文:香高和仁)

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