2018年10月14日に行われたDTM最終戦ホッケンハイムレース2。前日のレース1でランキング3位のレネ・ラスト(Audi Sport Team Rosberg)が5連勝を達成し、チャンピオンに望みをつなげました。レース2予選終了時のポイントはランキングトップのゲイリー・パフェ(Mercedes-AMG DTM Team HWA)が240ポイント、2位のポール・ディ・レスタ(Mercedes-AMG DTM Team HWA)が233ポイント、3位のラストが226ポイントとなっています。メルセデス勢が優位なのは変わりませんが最後の最後までわかりません。最終戦、そしてチャンピオンシップの結末はいかに?

予選はウィットマンがポールポジションを獲得!ラストとパフェがトップ3に食い込む!

全てが決まる決勝の予選ではマルコ・ウィットマン(BMW Team RMG)がポールポジションを獲得しました。奇跡の逆転チャンピオンと、前人未到の6連勝を狙うラストが2位、ランキングトップのパフェが3位に入りました。ランキング2位のディ・レスタは予選11位と厳しい結果となりました。

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予選結果

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ラストが新記録更新となる6連勝!チャンピオンはゲイリー・パフェに決定!

運命のラストレースのスタートは2位のラストが好スタートを決めトップで1コーナーに!予選11位と苦しむディ・レスタは6周目にピットインし、他と違う作戦に出ます。しかしペースが上がらず中盤に沈んでしまいます。

11周目、3位のパフェがピットイン、それを見たラストが13周目にピット義務を果たし、ラストは実質の1位となります。

2位のウィットマンは17周目にピットイン。コースに戻るとパフェに先を越されます。これでウィットマンが3位になるも、22周目にパフェをパスし2位に浮上!

レース終盤、ニコ・ミューラー(Audi Sport Team Abt Sportsline)とロビン・フラインス(Audi Sport Team Abt Sportsline)が猛烈な追い上げを見せます。

4位、5位に上がるとペースが落ちてきたパフェに急接近!しかしレース時間の55分が終わり、タイムリミットに。

ラストがレース2を制覇し、前人未到のDTM6連勝を達成しました。しかし3位にパフェが入りチャンピオンはパフェのもとに。パフェは2005年以来のチャンピオンに輝きました。今年でDTMから撤退するメルセデスにとって最高のエンディングとなりました。

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決勝結果

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三つ巴のチャンピオン争い、最多勝、13年ぶりのチャンピオンとものすごいシリーズとなった2018年のDTM。今年限りで撤退するメルセデスは残念ですが、新たにDTMに参戦することが決まったアストンマーチンの活躍にも期待しましょう!

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