年中手元不如意な私としては・・・あれこれ買ってばっかりってワケにはいかないのですが、最近バイクいじりしていると、ああ・・・アレがあれば便利なんだけどなぁ・・・と思うことが多くなり、ちょっと真剣に「アレ」の導入を検討したりしています。

前回のおさらい?

前回(9月)の物欲企画では、必要に迫られて新しいフルフェイスヘルメット、愛車のノートンマンクス30M用の部品・・・を購入しました。幸いもうひとつ取り上げた、新しいノートPCは今のところ新調することなく済ませています。今使い倒しているMacBook Air 11インチですが、なぜかOSをアップデートしたらピタリとフリーズ癖が解消してくれたのです(ラッキー?)。

8月に壊してしまったノートンは、9月30日に行われるLOC=レジェンド・オブ・クラシックという古いバイクの草レースに間にあわせるため、急遽英国から部品を手配し、仕事の合間に突貫で修理しました。とりあえず被害は最小限? だったので、なんとか私の得意とする? インチキ修理で修復が完了!

画像: バルブタイミング調整中。今のバイクに比べると面倒な構造なのですが、何度も作業しているので慣れてしまいました・・・。

バルブタイミング調整中。今のバイクに比べると面倒な構造なのですが、何度も作業しているので慣れてしまいました・・・。

しかし、レース当日は大型台風が関東に接近中ということで会場の筑波サーキットが休業を発表! レースはキャンセルとなってしまいました。まぁ、安全第一ですから、仕方ないことですね・・・。

前の住まいのワークショップには完備していたんですけどね・・・

そんなこんな?で ノートンの修理を拙宅のワークショップでしていたとき、「ああ、アレがあればいろいろ楽だなぁ・・・」と思ったのが旋盤でした。旋盤ってのは、削るモノをモーターで回転させて、回転するモノにバイト(刃)を当てて加工する・・・という工作機械です(大雑把な説明ですみません)。

画像: こちらが小型の汎用旋盤です(マイフォード・スタンダードML7)。 www.lathes.co.uk

こちらが小型の汎用旋盤です(マイフォード・スタンダードML7)。

www.lathes.co.uk

今の住まいで暮らすようになって15年以上経っているのですが、前の住処のワークショップには旋盤のほかにもフライス盤、溶接機 コンプレッサー + エアツール etc. あれこれバイクいじりなどに便利な機械類を揃えていました。しかしこれらは、今の住まいに引っ越すときにすべて処分してしまいました・・・。

前の住まいは今の住まいよりほんのちょっとだけ郊外で、割とクルマの往来が多い道路沿いにある工場みたいな建物でした。見た目はまんま工場なので、多少の音を出しても周囲の方々から文句を言われない環境だったのです。

今となっては・・・なんで今の住まいをココに選んだんだろ・・・と思ったりするのですが、拙宅は閑静な住宅街にあり、バイクの排気音にも気を遣わないといけません。また、前の住まいよりもはるかにワークショップに割けるスペースが小さくなったので、旋盤やフライス盤など大きな機械は処分をせざるを得ませんでした・・・(物理的に、建物内に入れられませんでした)。

あと溶接機も、木造住宅ですと火事が怖いんですよね・・・。エアツールも最後まで処分するかしないかに悩みましたが、静音型ではないコンプレッサーってかなり音が耳障りなので、泣く泣く諦めました・・・。

作業時の騒音を盛大に撒き散らして「これだからバイク乗りは常識がない・・・」と近隣の住民の方々に思われるのも、私だけでなくバイク乗り全体のイメージ悪化につながりかねませんしね・・・。

旋盤導入・・・その前に?

そんなこんなで便利な機械一式を手放してからは、100Vのドリル、ディスクグラインダー、リューター、インパクトレンチなどなどが活躍する作業環境になりましたが、当たり前ですがかなり作業効率は落ちましたね・・・。

加工関係は基本、万力にくわえさせたワーク(物)をひたすら手作業で仕上げる・・・という、よく言えば手工業マイスター的な・・・? 作業スタイルでこなしている次第です。

大掛かりな作りものや、溶接などが必要な作業は、その都度腕のいい友人・知人にお願いすることで凌いでいたのですが、ボルト作りとか、ちょっとしたカラー類を作ったりとかするときは、「ああ、こんなときに旋盤があれば楽なのに・・・」とちょっと悲しい気分になってしまいます。

画像: こちらもマイフォードのML7です。これは1947年製とかなり古いのですが、汎用旋盤って基本構成は不変なので古い機械でもなんの問題もなく使えたりします。 www.lathes.co.uk

こちらもマイフォードのML7です。これは1947年製とかなり古いのですが、汎用旋盤って基本構成は不変なので古い機械でもなんの問題もなく使えたりします。

www.lathes.co.uk

近年は外国製の卓上旋盤が安価で販売されていたり、廃業した工場から流れてきた中古旋盤が市場で流通したりと、私がバイクいじりを始めた1990年代初頭に比べるとだいぶDIY派にはありがたい環境になっていますよね。それに小型旋盤の類はそんなにひどい騒音というワケではないので、拙宅のワークショップでもシャッター閉めて作業すれば、まわりの迷惑にはならないと思います(※個人の感想です?)。

まぁ旋盤導入のその前に、バイクやモノでパンパンになってしまっている作業空間を整理整頓 & モノ処分しないといけないのですが(苦笑)、今の作業空間の大きさマッチした旋盤を気長に探していこうかと思っています・・・。

画像: モノに溢れ、散らかった拙宅のワークショップ(恥)。なお天井は身長175cmの私で頭のてっぺんがギリギリです(入口部は屈まないと入れません)。旋盤はしっかりの設置することが大事なのですが、導入したときはどこに置くか・・・ちょっと悩ましいです。

モノに溢れ、散らかった拙宅のワークショップ(恥)。なお天井は身長175cmの私で頭のてっぺんがギリギリです(入口部は屈まないと入れません)。旋盤はしっかりの設置することが大事なのですが、導入したときはどこに置くか・・・ちょっと悩ましいです。

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