日曜日に決勝が行われたMotoGP・オーストリアGPですが、スピールベルグのレッドブルリンクで近年強いドゥカティ勢を相手に、ホンダのエースのマルク・マルケスがどう戦うか・・・に注目が集まりました。

予選上位3台の首位争い!

土曜日の予選はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、マルケス、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、カル・クラッチロー(ホンダ)がトップ5でしたが、決勝もこの5台がトップ5の位置を争う・・・という展開でした!

まず1周目はロレンソが首位でしたが、2周目からはマルケスが前に・・・。これをロレンソ、ドヴィツィオーゾが追う展開が18周目まで続きます・・・。そしてついに19周目! 再びロレンソが首位に浮上。マルケスは27周目にアタックしてロレンソを抜きますが、ロレンソは最終的に冷静にバトルを制し、28周のレースを勝利! 今シーズン3勝目を獲得しました!

画像: 首位を走るM.マルケス(ホンダ)ですが、結局は99番のドゥカティを駆るJ.ロレンソが優勝! 3番手のA.ドヴィツィオーゾ(04番、ドゥカティ)は、次第に先行するふたりから遅れていくことに・・・。 www.honda.co.jp

首位を走るM.マルケス(ホンダ)ですが、結局は99番のドゥカティを駆るJ.ロレンソが優勝! 3番手のA.ドヴィツィオーゾ(04番、ドゥカティ)は、次第に先行するふたりから遅れていくことに・・・。

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来期、このふたりがホンダでチームメイトになるわけで・・・

ロレンソとマルケスのペースについていけず、途中から離されていったドヴィツィオーゾは3位。そしてクラッチローは4位でしたが、3位と4位は1周目から最終28周までずっとこの位置を走り続けたということになります。5位はペトルッチで、6位は14番グリッドから追い上げたバレンティーノ・ロッシでした。

画像: 後方から追い上げるレースとなった46番のV.ロッシ(ヤマハ)。依然ランキング2位ですが、またまたランキング首位のマルケスとの差は拡大することに・・・。 race.yamaha-motor.co.jp

後方から追い上げるレースとなった46番のV.ロッシ(ヤマハ)。依然ランキング2位ですが、またまたランキング首位のマルケスとの差は拡大することに・・・。

race.yamaha-motor.co.jp

それにしてもこのレースで首位争いを演じたマルケスとロレンソ・・・このふたりは来期レプソルホンダでチームメイトになることが決まっています。ともにマルチタイムのMotoGP王者で、現時点でシーズン勝利数1位と2位のライダーふたりが、同じチームで同じマシンで戦うことになる・・・わけです。

まだ今シーズンが終わってないのに気が早いですが、来年のマルケスとロレンソの戦いがどうなるか、気になってしまいますね。ヤマハ時代のロッシ対ロレンソのバトルも面白かったですが、マルケス対ロレンソがそれを上回る戦いになることを期待しちゃいます。

これ以上は鬼が笑うことになるので、これくらいにしましょう・・・。次戦は2週間後の英国GP(シルバーストーン)になりますが、また熱いバトルが展開されることを願います!

MotoGP第11戦 オーストリア 決勝
1 J.ロレンソ Ducati Team Ducati 41'07.728
2 M.マルケス Repsol Honda Team Honda +0.130
3 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +1.656
4 C.クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda +9.434
5 D.ペトルッチ Alma Pramac Racing Ducati +13.169
6 V.ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +14.026

MotoGPランキング ※8月12日時点
1 M.マルケス Honda 201
2 V.ロッシ Yamaha 142
3 J.ロレンソ Ducati 130
4 A.ドビツィオーゾ Ducati 129
5 M.ビニャーレス Yamaha 113
6 D.ペトルッチ Ducati 105

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