2018年7月15日にザクセンリンクで行われたドイツGPは序盤から波乱の展開に。果たして優勝したのはどのライダーなのでしょうか?

予選はベテランのパッシーニがポールポジションを獲得!

予選ではフロントローにイタリア人ライダーが並びました。ポールポジションはベテランのマティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)が獲得。2位には前戦オランダGPでベストグリッドを獲得したルカ・マリーニ(Sky Racing Team VR46)が獲得。2戦続けてフロントローに食い込みました。3位はポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイア(Sky Racing Team VR46)が獲得。イタリア人によるフロントロー独占はMoto2では初めてのこととなりました。

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決勝はMoto3王者同士の戦いに!B.ビンダーがMoto2初優勝!!

決勝は波乱の幕開け。ポールポジションのパッシーニはスタートで出遅れ、マリーニが先頭を引っ張ります。出遅れたパッシーニは最終コーナーでまさかの転倒!すぐ後ろを走っていたバニャイアが巻き込まれコースアウト!ほぼ最後尾まで順位が下がってしまいました。さらにロレンソ・バルダッサーリ(Pons HP 40)も転倒とランキング上位のライダーが消えていく波乱の展開に。

上位はマリーニ、ジョアン・ミル(Marc VDS Racing)、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)と誰が勝っても初優勝というフレッシュな面々で優勝争いが行われました。残り19周でビンダーが先頭に立ちリードを広げます。2位のミルがビンダーとの差を詰めましたが残り2周で差が広がり、逆に3位のマリーニが急接近!ビンダーが逃げ切りMoto2初優勝、ミルがなんとか逃げ切り2位、マリーニはMoto2初の表彰台を獲得しました。

中量級で南アフリカ人が優勝するのは初めての快挙、ビンダー自身Moto3時代の2016年最終戦以来の優勝となりました。そして一時最後尾近くまで下がったバニャイアは12位でフィニッシュ。ランキングトップの意地を見せました。

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レース暫定結果

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3週間という短い夏休みに突入しシーズンは後半戦へ。ランキングは首位のバニャイアと2位オリベイラの差がわずか7ポイント差!次回は3週間後のチェコ、ブルノで行われます。後半戦は一体どうなるのでしょうか。

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