50年もの間人気を保ち、長い歴史を持つモンキー。30周年、40周年、50周年(ラストイヤー)にそれぞれアニバーサリーモデルが発表されている。

遊びの天才、ホンダの原付50ccレジャーバイク「モンキー」が2017年生産終了となりました。しかし2018年、モンキーが125ccとなって復活!この連載ではそんなモンキーの歴代車を1から振り返っていきます。

初代モンキーがモチーフの30周年記念モデル

画像: 1997 MONKEY 30th Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.1ps/7500rpm●最大トルク:0.32㎏-m/6,000rpm●車両重量:63㎏●燃料タンク:4.5L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:19万9,000円

1997 MONKEY 30th Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.1ps/7500rpm●最大トルク:0.32㎏-m/6,000rpm●車両重量:63㎏●燃料タンク:4.5L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:19万9,000円

1967年の初代モンキーZ50Mの発売から30年を経た1997年に登場した、モンキー30周年記念モデル。エンジンや車体といったメカニズムはスタンダードモデルと基本的に共通のもの。

しかし記念モデルにふさわしく、ホワイトのタンクに赤く塗られたフレームやフロントフォーク、ヘッドライトケース、サイドカバー、そしてチェック柄の座面のシート、レトロ調デザインのウイングマークの立体タンクバッジなどで、初代Z50Mのシックで可愛らしい雰囲気を巧みに再現したスタイリングだ。

さらにサイドカバーには30周年記念エンブレム、クロームメッキを施したトップブリッジ、エキゾーストパイプ、前・後ホイールを装着し、高級感を感じさせる。

画像: シートの形状自体はスタンダードモデルのものと同一だが、座面の表皮をZ50Mでも採用されていたものを想わせる、チェック柄とすることで雰囲気が大きく変わって見える。

シートの形状自体はスタンダードモデルのものと同一だが、座面の表皮をZ50Mでも採用されていたものを想わせる、チェック柄とすることで雰囲気が大きく変わって見える。

画像: サイドカバーには30周年記念立体エンブレムを装着。上質なゴールドメッキ仕上げで、特別な1台であることをアピールするポイントとなっている。

サイドカバーには30周年記念立体エンブレムを装着。上質なゴールドメッキ仕上げで、特別な1台であることをアピールするポイントとなっている。

赤×黒の鮮烈な組み合わせ40周年を記念した特別モデル

画像: 2007 MONKEY 40th Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.1ps/7,500rpm●最大トルク:0.32㎏-m/6,000rpm●車両重量:63㎏●燃料タンク:4.5L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:21万5,250円

2007 MONKEY 40th Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.1ps/7,500rpm●最大トルク:0.32㎏-m/6,000rpm●車両重量:63㎏●燃料タンク:4.5L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:21万5,250円

モンキーの誕生40周年を記念するモデルとして、2006年12月に期間限定受注モデルとしてデビュー。1997年の30周年記念モデルと同じく、1967年の初代モンキーZ50Mをモチーフとしているが、30周年の白ベースだったカラーリングが、今回は黒ベースというのが大きな違い。

高級感のあるグラファイトブラックに塗られたタンクに、フレームやスイングアーム、ホイールはモンツァレッドという、赤×黒の鮮烈な組み合わせが印象的。シート座面にZ50Mの特徴であるチェック柄が採用されているのは30周年記念モデルと同様だ。

40周年記念ロゴをタンク上面とサイドカバー、キーヘッドにそれぞれあしらい、ヘッドライトケース、マフラーガード、チェーンケース、タンクエンブレムはメッキ仕上げ。

画像: 艶やかなグラファイトブラックに塗られた燃料タンクの上面には、40周年記念モデルの証である専用のステッカーが貼られている。

艶やかなグラファイトブラックに塗られた燃料タンクの上面には、40周年記念モデルの証である専用のステッカーが貼られている。

画像: サイドカバーには、メッキ仕上げされた40周年記念の立体エンブレムも装着され、特別なモデルであることをさりげなくアピール。

サイドカバーには、メッキ仕上げされた40周年記念の立体エンブレムも装着され、特別なモデルであることをさりげなくアピール。

モンキー誕生から半世紀を記念!
Z50M風のアニバーサリーモデル

画像: 2017 MONKEY 50周年アニバーサリー ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.4ps/8,500rpm●最大トルク:0.35㎏-m/5,000rpm●車両重量:68㎏●燃料タンク:4.3L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:35万2,080円

2017 MONKEY 50周年アニバーサリー ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.4ps/8,500rpm●最大トルク:0.35㎏-m/5,000rpm●車両重量:68㎏●燃料タンク:4.3L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:35万2,080円

モンキー誕生50周年を記念したアニバーサリーモデルが2017年に登場。30周年記念、40周年記念と同じく初代モンキーZ50Mをモチーフにしたスタイリングとされれいるが、2009年のモデルチェンジした現行モンキーとしては初の周年記念モデルであるため、その仕上がりイメージはやや異なる。

燃料タンク側面やサイドカバーはホワイト、フレームやフロントフォーク、ヘッドライトケースや燃料タンク上面のストライプはレッドというカラーリングに、Z50M風のおしゃれなチェック柄シートを採用。また燃料タンク側面に復刻デザインのウイングマークバッジ、上面には記念ステッカーを配置。サイドカバーには50周年記念エンブレム、シート後部に50周年記念ロゴ、キーに50周年記念マークが入っている。

画像: サイドカバーにはモンキー50周年を記念して、「1967-2017」と刻まれている、凝ったデザインの立体エンブレムが装着されている。

サイドカバーにはモンキー50周年を記念して、「1967-2017」と刻まれている、凝ったデザインの立体エンブレムが装着されている。

画像: タンク上面サイドの立体エンブレムと同じデザインの記念ステッカーが貼られている。復刻デザインのウイングマークバッジの外縁にも「MONKEY 50th ANNIVERSARY」の文字が。

タンク上面サイドの立体エンブレムと同じデザインの記念ステッカーが貼られている。復刻デザインのウイングマークバッジの外縁にも「MONKEY 50th ANNIVERSARY」の文字が。

半世紀に渡る歴史の最後を飾る、500台限定のファイナルモデル

画像: 2017 MONKEY 50周年Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.4ps/8,500rpm●最大トルク:0.35kg-m/5,000rpm●車両重量:68kg●燃料タンク:4.3L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:43万2,000円

2017 MONKEY 50周年Special ●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒●最高出力:3.4ps/8,500rpm●最大トルク:0.35kg-m/5,000rpm●車両重量:68kg●燃料タンク:4.3L●サスペンション(前・後):テレスコピック・スイングアーム●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8●価格:43万2,000円

2017年3月の東京モーターサイクルショーで、モンキーの生産終了が発表されたのと同時に公開されたモンキー発売50周年を記念した500台限定のスペシャルモデル。

前後フェンダーや燃料タンク、ヘッドライトケース、サイドカバーに美しいクロームメッキを採用することで、スペシャルモデルらしい上質さを表現しながら、足まわりをブラックアウト、モノトーン仕様のチェック柄シートとすることでシックな雰囲気も感じさせる仕上がり。タンクバッジやサイドカバーの立体エンブレム、各部の記念ロゴも特別な1台であることをアピール。

画像: 白ベースのモノトーン仕様のチェック柄シートとメッキパーツの組み合わせが上品な雰囲気。サイドカバーの立体エンブレムは50周年アニバーサリーモデルと共通のもの。

白ベースのモノトーン仕様のチェック柄シートとメッキパーツの組み合わせが上品な雰囲気。サイドカバーの立体エンブレムは50周年アニバーサリーモデルと共通のもの。

画像: 美しいクロームメッキ仕上げの燃料タンクに、すでに発売されている50周年アニバーサリーモデルと共通デザインのタンクバッジと50周年記念デカールを装着。

美しいクロームメッキ仕上げの燃料タンクに、すでに発売されている50周年アニバーサリーモデルと共通デザインのタンクバッジと50周年記念デカールを装着。

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