問答無用のLツインピュアスポーツの
最後を飾るに相応しい仕上がりに

画像1: 問答無用のLツインピュアスポーツの 最後を飾るに相応しい仕上がりに

 Lツインスポーツの最高峰モデルといえば、1299パニガーレが君臨していたが、現在ラインアップで唯一「1299パニガーレRファイナルエディション」が最終モデルとして用意されているだけとなる。ある意味、最終形態として、これでもかと豪華装備で華々しく、そのラストモデルを飾るに相応しい仕様設定となり、455万円のプライスがつく。
 1299パニガーレに対し、脈々と受け継がれるレーシングテクノロジーを存分に継承した、弟分の「959パニガーレ」は3バリエーションでデリバリーされている。試乗する前に、トップエンドモデルではなく「なぜ弟分の959パニガーレが事実上残ったのか?」と疑問に思っていた。とはいえ、最終モデルとなる1299パニガーレの試乗は叶わなかったものの、永きに渡るLツインツポーツモデルの集大成の片鱗が伺えればと楽しみにしていたのは事実である。
 激しいパンチ力で駆り立てる印象が強かった歴代のトップエンドモデルに対し、拍子抜けする程滑らかでありつつ豊かなトルクを湛える低回転域での走り出しは、ギクシャクする事は一切なかった。それこそ排気量が上回るパニガーレV4の方が、高回転設定の為か、低回転域でのトルク感は希薄に感じてしまった。神経質にならずともスッと4気筒エンジンモデルの様な取っ付きやすさが印象的だった。レーシングマシン直系のエンジンとは思えぬ、太いトルクが中回転域までのいわゆる乗用域をフォローしてくれるので、街乗りでは神経質にならずに済む。ファイティングスピリッツ溢れる造形や足まわりといった造りに申し訳なくなるほど、街乗りでもシックリくる走りが楽しめるのだ。

後編は7月12日!

画像2: 問答無用のLツインピュアスポーツの 最後を飾るに相応しい仕上がりに

Lツイン系パニガーレらしい印象的な表情のフロントマスク。ドゥカティのワークスマシンを想わせる鮮やかな赤☓白のカラーリングが、マット仕上げの採用で今までにない雰囲気に。

画像3: 問答無用のLツインピュアスポーツの 最後を飾るに相応しい仕上がりに

レースでの活躍などの熟成を重ねて高いポテンシャルを実現する、スーパークアドロ水冷Lツイン。ボア100mm×ストローク68mmの排気量955ccから150PSという最高出力をマーク、軽快でコントローラブルな車体との組み合わせで、パフォーマンスと扱いやすさをバランスさせる。

画像4: 問答無用のLツインピュアスポーツの 最後を飾るに相応しい仕上がりに

コンパクトなカウルの内側に収められた液晶メーターパネル。1万2000rpmまで表示できるバーグラフ式タコメーターをはじめ、シンプルで視認性に優れたデザインだ

画像5: 問答無用のLツインピュアスポーツの 最後を飾るに相応しい仕上がりに

959PANIGALE CORSE
価格:2,351,000円(税込)

■エンジン:水冷4ストロークL型2気筒DOHC4バルブ ■ボア× ストローク(排気量):100×68mm(955cc)■最高出力:150ps/10500rpm ■最大トルク:10.3kgm/9000rpm ■ミッション:6速リターン ■全長× 全幅×全高:N.A×N.A×N.Amm ■ホイールベース:1431mm ■シート高:830mm ■車両重量:175.5kg(乾燥) ■燃料タンク容量:17L ■タイヤ前・後:120/70ZR17・180/60ZR17

撮影/柴田直行 解説/小松信夫 文/編集部

画像: 959PANIGALE CORSE 価格:2,351,000円(税込)

GOGGLE2018年8月号

モーターマガジン社

体裁:A4変型・平綴じ
販売価格:1,200円(税込)

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