先ほど決勝が終わったMotoGPのカタルニアラウンドですが、優勝したのは今MotoGPで最も話題になっている人(※ロレンス編集部調べ?)でした!

J.ロレンソがドゥカティで初ポールポジションを獲得!

6月16日(土)の予選は、前戦イタリアGPでドゥカティ移籍後初優勝を達成し、来期からレプソル・ホンダに加入することを発表したホルヘ・ロレンソが獲得しました! 2位は来期にロレンソをチームメイトに迎え入れることになる昨年度王者のマルク・マルケス(ホンダ)。3位は現在のロレンソのチームメイトで、昨年度ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾでした。

画像: ドゥカティでは初のポールポジションを獲得し、ベロを出しておどけてみせるホルヘ・ロレンソ。今期限りのドゥカティ離脱と来期のレプソル・ホンダ入りを表明してから、運気が彼に向いているような気がします・・・。 twitter.com

ドゥカティでは初のポールポジションを獲得し、ベロを出しておどけてみせるホルヘ・ロレンソ。今期限りのドゥカティ離脱と来期のレプソル・ホンダ入りを表明してから、運気が彼に向いているような気がします・・・。

twitter.com

決勝では余裕のレース運びを披露し、見事2連勝を達成!

そして迎えた決勝レースですが、事前にロレンソは決勝を見据えてのタイヤマネジメントテストを試すなど、かなり余裕があるようなカンジにも思えました・・・。スタートでロレンソは出遅れますが、その後首位に浮上! そのあとは、2位のマルケスとの距離を保ちそのまま優勝。ヤマハ時代にも何度も見せた、マシンがハマっているときのロレンソ独走ぶりを、見せつけられたようなレースでした。

2位マルケスの後ろで3位の座を得たのは、ヤマハのバレンティーノ・ロッシ。現在のランキング2位のポジションは守りましたが、首位のマルケスとのポイント差は開くことに・・・。なお昨年度ランキング2位のA.ドヴィツィオーゾほか、転倒リタイアするライダーが多かった今回、完走したのはわずか14台でした・・・。

画像: 予選、決勝を圧倒し、見事2連勝を決めたJ.ロレンソ(ドゥカティ)。今年限りでの放出を決めてしまったドゥカティ首脳陣は、ちょっと後悔をしているのかもしれませんね・・・? twitter.com

予選、決勝を圧倒し、見事2連勝を決めたJ.ロレンソ(ドゥカティ)。今年限りでの放出を決めてしまったドゥカティ首脳陣は、ちょっと後悔をしているのかもしれませんね・・・?

twitter.com

依然ランキング首位はマルケスが堅持してますが、もしもロレンソがこのまま速さをシーズン通して発揮しまくったら・・・来期チームメイトになるマルケスとロレンソがタイトルを争って、結果はさておきプロレス的なブックが出来上がったりして面白いです(←ミーハー的な感想)。

もっとも未だ、ロレンソの獲得ポイントは66点でランキングは7位・・・。ただ来期以降のドゥカティ残留が決まっているドヴィツィオーゾとポイントがこれで並びましたので、ドゥカティチームが今後この2人をどう扱うか・・・もちょっと見ものだと思います。

次戦は7月1日、伝統のダッチTTこそオランダGP(アッセン)です! ロレンソの快進撃が続くか・・・それとも他のライダーの反攻があるのか・・・注目しましょう!

MotoGP カタルニアGP 決勝
1 J・ロレンソ Ducati Team Ducati 40'13.566
2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda +4.479
3 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +6.098
4 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda +9.805
5 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda +10.640
6 M・ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +10.798

MotoGPランキング ※6月17日現在
1 M.マルケス Honda SPA 115
2 V.ロッシ Yamaha ITA 88
3 M.ビニャーレス Yamaha SPA 77
4 J.ザルコ Yamaha FRA 73
5 D.ペトルッチ Ducati ITA 71
6 C.クラッチロー Honda GBR 69

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.