自動車の歴史を振り返るWebモーターマガジンのオリジナル企画「今日は何の日?」。2月27日はホンダのCR-Xデルソルが発表された日。今から26年前、1992年にタイムスリップ。

CR-Xデルソルってどんなクルマ?

CR-Xは初代モデルが1983年に「バラードスポーツCR-X」として発売されたファストバッククーペ。1987年には2代目「サイバー」CR-Xが登場した。

この3代目は新たに「デルソル」の名称が付けられたモデル。それまでのCR-Xのハッチバックから大きくコンセプトを変え、2シーターオープンスポーツとされた。当時の資料によると「パワーやスピードでは語りきれないスポーツの楽しさもある。すべての出発点は、この考え方にありました」と書かれている。


特徴は、SiRに設定された電動開閉するハードトップ「トランストップ」。幌ではなくクーペ同様のハードトップを持ち、そのハードトップが開閉ボタンの操作ひとつで約45秒でトランクルームに収納されるもので、手軽にオープンエアクルージングの爽快感が味わえた。さらにリアウインドウにもパワー開閉機能を持たせたため、オープン感覚を最大限に満喫できたのも特徴だ。

手動のルーフも用意されていた。ルーフは軽量アルミ素材を採用。こちらも手軽に取り外し、トランクルームに収納できた。

エンジンには最上級「SiR」にB16A型直4DOHC・VTECを採用。5速MT車は170ps/16.0kgmを発生し、1090kgという軽量ボディと相まって優れたスポーツ性能をもっていたが、従来のCR-Xとはまったく異なる路線だったことや、バブル崩壊後の日本でのクーペ市場低迷なども重なり、人気を博すことはなかった。1997年には生産が終了、CR-Xの名前もここで消えた。

車両価格(当時)

1.5 VXi(マニュアル式オープンルーフ)137万円
1.6 SiR(マニュアル式オープンルーフ)171万円
1.6 SiR(電動オープンルーフ)188万円

※東京での価格

諸元表(SiR 5速MT)

全長×全幅×全高=3995×1695×1255mm
ホイールベース=2370mm
車両重量=1090kg
エンジン=B16A型 直4DOHC 1595cc
最高出力=170ps/7800rpm 最大トルク=16.0kgm/7300rpm
トランスミッション=5速MT
10・15モード燃費=13.5km/L

1992年には何があった?

ニュース

●尾崎豊死去
●アルベールビル/バルセロナオリンピック開幕
●MD(ミニディスク)/Gショック/日清ラ王発売

ヒット曲

●君がいるだけで 米米CLUB 
●涙のキッス サザンオールスターズ
●それが大事 大事MANブラザーズバンド

画像: CR-XデルソルSiR。初代/2代目CR-Xは2ドアハッチバッククーペだったが、3代目のデルソルで2ドアオープンクーペと大きく路線を変えた。

CR-XデルソルSiR。初代/2代目CR-Xは2ドアハッチバッククーペだったが、3代目のデルソルで2ドアオープンクーペと大きく路線を変えた。

画像: リアスタイル。初代/2代目はエマージェンシーシートながら後席を持ち、乗車定員は4名だったが、このデルソルで完全に2名乗車となった。

リアスタイル。初代/2代目はエマージェンシーシートながら後席を持ち、乗車定員は4名だったが、このデルソルで完全に2名乗車となった。

画像: 電動オープンルーフ「トランストップ」を採用。開閉ボタンを押すとまずはトランク上部が上に上がり・・・。

電動オープンルーフ「トランストップ」を採用。開閉ボタンを押すとまずはトランク上部が上に上がり・・・。

画像: ルーフはこのように収納される。この状態でもトランクルーム容量は140Lを確保していた。

ルーフはこのように収納される。この状態でもトランクルーム容量は140Lを確保していた。

画像: インパネ。冬でもオープンエアクルージングが楽しめるよう、センターコンソールに専用のヒーター吹き出し口を設けた。

インパネ。冬でもオープンエアクルージングが楽しめるよう、センターコンソールに専用のヒーター吹き出し口を設けた。

画像: シートは一体成型のバケットタイプ。ラテンカラーを採用している。

シートは一体成型のバケットタイプ。ラテンカラーを採用している。

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