ハーレーから登場したストリート750はハーレーらしからぬスマートな佇まいで新しいハーレーの魅力を生み出しました。その750をさらにスマートに作り上げたのが今回ご紹介するマシンです。

Street 750 by Number 8 Wire Motorcycles

過去に生産した1981年製カワサキKZ750を気に入った顧客が自分用にと新しいカスタムを要望。最初の要望はホンダのCB750をベースにすることでしたがビルダーのコリン氏は違ったベースを提案。ハーレーのストリート750がそれでした。

最初は難儀を示した顧客もスケッチを何枚か見ているうちにストリート750のカスタムの魅力に引き込まれます。

ニュージランドからアメリカに移住したビルダーのコリン氏はモンタナ州の人口わずか800人の小さな町で工房を構えています。

今回のカスタムのコンセプトは「ライディングに無理がなく、カフェレーサーテイストであること」

サイドパネルやフェンダーを手作りで仕上げ、サブフレームを新しく作り直します。リアショックは目立ちすぎないように、かつ機能するようにドゥカティ1098のリンクを参考に作られています。

スイングアームも作り直し、カリフォルニアのRacetech社にショックの作成を依頼。

フロントはスズキGSX-R750から移植。

外観上の大きな変更は以上でありながら細かなカスタムも随所に取り入れられています。コリン氏によるハンドメイドの部品はフェンダーブラケット、クーラントホース、ヘッドライトマウント、ステムロックナット、ハンドルバーと車両の至る所に見られます。

駆動部についてはカスタムのエキゾーストにハイフロフィルター、V&H製"Fuelpak"ECUでパワーの向上を図っています。

ぱっと見は確かにCB系の見た目ですがよく見れば見るほどオリジナルな車両であるのが見えてきます。今年は他社の革を被ったカスタムが流行るかも!?

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