日本でも多くの人々(特にお母様方)に重宝されている電動アシスト自転車。NYC(New York City)では時速20マイル(約32キロ)を超える性能の自転車は原動機付の扱いとなり使用禁止に。

メッセンジャーに大きな痛手

常に渋滞の中をいかにすり抜け、裏道を使い、歩道も車道も走り抜け、しまいには信号無視をしてまでもお客様へのお届けを最優先に自転車を駆るメッセンジャーという仕事はNYCでは昔からある仕事です。

画像: "YAC"-New York Bike Messenger - Moving Art™ www.youtube.com

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体を使った体力勝負でもあり、物を運ぶだけで言語能力もそこまで必要とされていないだけに多くの移民が最初に就く仕事がメッセンジャーでもあるようです。

毎日12時間を自転車の上で過ごし、自身の体力を資産として稼ぐメッセンジャーが電動アシスト自転車に目をつけるのは当然のことで、速度を挙げられる以上に披露の軽減で更に遠い距離のデリバリーが出来る(結果稼ぎが増える)など初期の購入費がデメリットになるだけであとはメリットだけということでかなりの普及をしているようなのですが、そこに「行政より待った!」が。

画像: www.nbcnews.com
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メッセンジャー達にとってはメリットのみも、周りには実は深刻な問題に。車道も歩道も好き勝手に(車道を逆走も!?)、信号も無視をして走るメッセンジャーは常に歩行者や自動車にとって危険な存在でした。それが電動化になることで更にスピードが上がり危険に。それを取り締まるために規制を強くし、罰金も上げるなどで対応を強めているようです。(使用違反で最高US$500!)

メッセンジャー側も共同で抗議をするなど引き上がってはいませんが、取締を避けるために更に無茶な運転になってしまうとイタチごっこに。

アメリカ人のみならず移民も多くが憧れるNYはやはりストリートからのサバイバルです。

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