あのフェラーリを産んだマラネロから本気の2スト250ccが登場(予定)。

白紙から始まったストーリー

2スト250ccと言われると心躍ってしまうのは私だけではないはず。アプリリアRS250のフルパワー車両でたくさん楽しませてもらいました。

画像1: www.vinsmotors.com
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紹介する車両はイタリアの若者5人と7人の協力者で実現しようとしている2スト250ccのモンスターマシンです(写真のレースモデルは288cc)。インタビュー記事によると、”革新的で、純粋な楽しみのために開発された”とあります。

今年(2017年)のEICMAで展示され、多くの注目を浴びてすでに2台の注文を取ったとか。

コンセプトは”軽量でシンプル”

ロータスの創始者であるコーリン・チャップマン氏のモットー ”重量を取り、簡素を加えろ” をスローガンに開発を進めた車両はパワートゥーウェイトレシオがほぼ1:1(レーシングモデル)。

画像: http://www.vinsmotors.com/
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85キロの車両に積まれる2ストV型エンジンの出力は80馬力。車両の至る所にカーボンパーツがふんだんに使われています。

すでにサーキットや公道でのテストも終えて販売の準備は進んでいるようですが、価格については ”値段は設計、製造、組み立てで注がれたすべての技術に販売後のサポートまでを含めた上で、顧客の満足できるサービスを届けるのに必要な金額になる” とのこと。余計気になるような、知っても寂しくなってしまうような、、、

公道走行モデルも

こちらは公道での走行を可能にしたEURO4対応のストリートモデル。

車重は95キロとレーシングモデルよりは重くなりますが、最高速度は時速200キロを可能とし、充分に楽しめそうです。このプロジェクトが始まったのがわずか1年ほど前なので製品化にはまだ時間がかかるようですが、2018年中には販売を開始したいとのこと。現代の技術で産まれる最高の2スト、是非とも味わいたいですね。

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