3度のAMAスーパーバイクチャンピオン、そして2009年のSBK(世界スーパーバイク選手権)王者に輝き、MotoGPライダーとして活躍したベン・スピーズ。33歳とまだ若い彼は、MotoGPから引退後は何をしているのでしょうか・・・?

来年はモトアメリカを走る・・・と思いきや?

2003年にAMAのフォーミュラXでタイトル獲得したスピーズは、2006年のスーパーバイク、2007年はスーパーバイクとスーパーストック、そして2008年はスーパーバイクの王者になりました。日の出の勢いで活躍した彼は、いずれのタイトルもスズキGSX-R1000で獲得しましたが、2009年のSBKデビューはヤマハに移籍して実現。なんとそのルーキーイヤーにSBKタイトルを獲得しました!

その勢いのまま、メンフィス生まれのスピーズは2010年からヤマハYZR-M1に乗ってMotoGPフル参戦を開始。初年度はランク6位、翌2011年は5位と着実に成績を残しますが、2012年度はランク10位と低迷。2013年はヤマハを離れてドゥカティに乗りますが、幾度の肩のケガが影響してその速さを取り戻すことができず、この年を限りにGPから引退しました。

画像: 2009年、バレンシアGPをヤマハYZR-M1で走るB.スピーズ。2008年にはすでにスズキでMotoGPデビューを果たしていたスピーズですが、ヤマハでのMotoGP初参戦はこのときで7位のリザルトを残しています。 global.yamaha-motor.com

2009年、バレンシアGPをヤマハYZR-M1で走るB.スピーズ。2008年にはすでにスズキでMotoGPデビューを果たしていたスピーズですが、ヤマハでのMotoGP初参戦はこのときで7位のリザルトを残しています。

global.yamaha-motor.com

じつはスピーズ、2018年からモトアメリカでドゥカティのパニガーレRに乗ってロードレースに復帰することを考えていたみたいです。またカワサキZX-10Rを、テキサスでテストしたとも語っています。AMA時代に光る速さを魅せたスピーズはまだ老け込む歳じゃないので、そのポテンシャルに興味のあるチームも多いのでしょう。

オフロードレーシングでの活躍も期待しましょう!

しかし、スピーズはモトアメリカで来期走らず、その代わりにAMAナショナル・エンデューロ・シリーズという、オフロード界のシリーズ戦に参戦することを決めたそうです。

世界最高峰2輪メディアのCYCLE WORLDのインタビューによると、「今の自分がMotoGPやSBKで通用しない人間であることがわかるくらいに、自分は十分賢いよ。でも自分はダートバイクに乗るのが好きなんだ。僕はジャン-ミシェル・バイルじゃない(※世界MX、AMAスーパークロス王者になった後、世界ロードレースGPにチャレンジしたフランスのレジェンドライダー)。だけど僕は、本当にダートバイクが好きなのさ。自分が何をできるのか自分で知りたい。また昔みたいにアメリカ中を旅するけど、18〜20歳のころと違って、今度は家族と一緒の旅さ」とコメントしています。

個人的にはモトアメリカでスーパーバイクに乗るスピーズも見てみたかったですが、ナショナル・エンデューロで王者になって、オンとオフ・・・ふたつの道でアメリカ王者になるスピーズの姿も、それはそれでぜひ見てみたいです。ともあれ、来年のスピーズの活躍を応援しましょう!

こちらは2011~2012年のヤマハ時代のスピーズの、MotoGPでの活躍を収録したムービーです。

画像: Ben Spies Video Highlights 2011-2012 youtu.be

Ben Spies Video Highlights 2011-2012

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