T7コンセプトから発展、市販化を目指す“プロトタイプ”

昨年開催されたEICMA2016で、ヤマハが公開したコンセプトモデル・T7。MT-07系のエンジンを積み、ラリーレイドマシンさながらのコンセプトとメカニズムを持つT7の登場に、往年のパリダカで活躍したラリーマシンをルーツに80〜90年代に人気を集めた「テネレ」シリーズの復活か! と大きな話題になった。あれから1年を経た今年のEICMAで、今度はT7から発展した本格的アドベンチャーツアラーのプロトタイプをヤマハが出展。その名は「テネレ700ワールド・レイド」! ついにテネレの名が復活した。

テネレ700ワールド・レイドは、コンセプトモデルだったT7とは異なり、市販化を目指して開発中の“プロトタイプ”モデルという位置付け。T7を使って行われた実走テストのデータを活かして開発されていて、車体は非常に軽量でスリムな仕上がり。T7と同じくMT-07ベースで使いやすいパワーを発揮するエンジンと合わせて、舗装路はもちろんハードなオフロードでも軽快かつ優れた走破性を発揮するという。

サイドパネル、フロントフェンダー、リアパネルはカーボン製で、ヘッドライトにはラリーマシンっぽさ満点なプロジェクター4灯タイプをチョイス。メーター周りはナビゲーションシステムを追加できるように配慮されるなど、T7に限りなく近いラリーマシン風な機能的デザインが積極的に取り入れられている。しかしシート高をできるだけ低く抑えるなど、各部に将来の市販化に向けた造りも散見される。

現時点では市販化されるとは発表されていないテネレ700ワールド・レイド。しかしプロトタイプとはいえ、この完成度の高さを見せつけられると、公道を走れる日が訪れるのを期待をしないライダーはいないだろう。

画像: T7コンセプトから発展、市販化を目指す“プロトタイプ”
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.